加瀬亮さん主演で話題をさらった映画「それでもボクはやってない」を知っているという方はいますか?
「痴漢冤罪」の怖さを描いたリアルさに、多くの人が胸をしめつけられたはず。
そして最近話題になっているのが「痴漢冤罪」を迫られた男性の“線路内への侵入”。慌てた挙句、命を落とした人もいて「痴漢」なのか「痴漢冤罪」なのかわからない場合、もし旦那様や彼氏が“痴漢冤罪の被害”にあった場合は、いったいどのように対処すればいいんでしょうか?
◆「痴漢冤罪」で危険な「線路内への侵入」
線路内立ち入り≒痴漢/痴漢冤罪
まあ痴漢してなくても拘束されたら人生詰むから仕方ないね
弁護士も逃げること推奨してるし pic.twitter.com/vyTH1iCy7K— 古柳・Θ・)人(゜∀。*) (@huruyanagi_) 2017年5月10日
痴漢冤罪で話題になったのが、「行列のできる法律相談所」での弁護士の意見。
「痴漢冤罪にあったら、逃げた方がいい」の意見に、多くの冤罪者が線路内に侵入し、電車を止めることになったと最近話題になっていますよね。
「それでもボクはやってない」のように、実際には「痴漢冤罪」なのに、いったん押し付けられて連行されてしまえば「有罪」が待っている可能性が多いという情報が、“恐怖心”を生みますよね。
ただ実際にあったように、最悪、電車にはねられることがあるので、おすすめできないのが線路内への侵入なんです。
◆悪どい!「痴漢ビジネス」により増える痴漢冤罪
過去に『シェアしたくなる法律相談所』でも話題になったのが、「痴漢ビジネス」の存在。
要は、「痴漢」を利用して、裁判をほのめかしてお金を取るという、闇の深すぎるビジネスなんです。
シェア法によると、「痴漢ビジネス」の特徴は、複数人による犯行で「アリバイ作り」が簡単だということ。
そもそも痴漢冤罪ビジネスの手口ですが、基本的には複数の人間で行います。
まずターゲットとなる男性に被害者役の女性が接触し、「この人痴漢です!」などと突然騒ぎ立てます。その後、目撃者役の人間が「私ははっきり見ました。」などと証言し、大事になることを恐れ男性が示談金を支払ってしまう、という流れです。
狙いはもちろん「示談金」。
裁判にされると困るので、その場で「和解」を狙うのが「痴漢ビジネス」の怖いところなんです。
◆痴漢冤罪に巻き込まれてたら「痴漢ビジネス」を疑え?
痴漢ビジネスの恐れがある「痴漢冤罪」。
保身のためには、自分から「痴漢は悪だ」という表明を何らかの形で示すことが大事。例えば、「痴漢冤罪防止バッジ」が話題になっていますよね。
左:女子高生考案『痴漢防止バッジ』
右:僕考案『痴漢冤罪防止バッジ』 pic.twitter.com/1vSeWUUrgr— にんにくがえる🐸 (@garlic_frog) 2017年5月14日
実際に「痴漢冤罪」にあった人の恐怖は、まさに「死」をも覚悟するほど。
もちろん、一番だめなのは電車内で女性の体をさわる「痴漢行為」に間違いはないものの、もし自分の彼氏や旦那が巻き込まれてしまったらどうすればいいでしょうか?
痴漢冤罪に合うと冷静な判断はできないものの、日頃からしっかりと自己防衛することは大事ですよ。
- 満員電車を避ける時間に出社(早起き)
- 痴漢冤罪バッジをつける
- 「痴漢ビジネス」の被害に合った時のために「録音アプリ」を活用
- 一本先の電車まで待って、座席に座ることができるまで待つ
- 冷静に対処して「慌てない」。「すぐに立ち去らない」
女性はなるべく「女性専用車両」に乗車する、あるいはこれから暑くなる季節に「無防備な服装をしない」などにも気をつけたいですね。
まとめ
「痴漢冤罪」が多い中、「痴漢ビジネス」の増加も実際にはあるのが怖いところ。
また、同時に女性が痴漢被害に合っていることも間違いありませんよね。
いかに自分を守ることができるかと、いかに冷静な判断ができるかを考えるのも大事なのかもしれませんね。