ドアベルが鳴ってすぐにドアを開けたら押し込み強盗だった、という危険な話を新聞などでよく見かける。そうした危険から身を守るため、まずはドアスコープから本物の来客や宅配業者かどうか確認しよう。ただ、気配を消してドアに近づき、ドアスコープをのぞく動作は、難易度が高い。
そこで、ドアスコープと簡単に交換できる、スマートフォンと連携するドアモニター「VEIU」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
VEIUは、ドアスコープを外した穴に取り付けられるドアモニター。ドアの外側にカメラモジュール、内側にモニターモジュールを取り付け、穴にケーブルを通して使う。動き検出機能を備え、来客の姿を自動的にモニターへ表示すると同時に、メモリへ映像を記録してくれる。さらに、映像は無線LAN(Wi-Fi)を介してスマートフォンにも送信され、ドアから離れたまま外のようすを確かめられる。
スマートフォンとの接続は、インターネット経由でも可能。そのため、外出中に来客を確認したり、来客者と話したりできる。
カメラは180度の範囲を解像度720pでとらえるので、相手を十分に認識できるだろう。赤外線(IR)による暗視(ナイトビジョン)機能も備えており、夜間などくらい場面でも安心だ。
内蔵の充電式バッテリで作動し、通信用と電源用の配線は不要。フル充電で最大2カ月使えるという。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間5月18日まで。記事執筆時点(日本時間4月24日12時)でキャンペーン期間は23日残っているが、すでに目標金額3万ドルの4倍を上回る約13万ドルの資金を集めている。