こんにちは、あきんこです。
今回は、『恐怖体験!リゾートバイト【前篇】~昭和初期で止まっている過酷な労働が現代にも~』です。
友人(男)のリゾートバイトの過酷労働について書きます。
時代は6年前(2011年)です。
目次
登場人物
リゾートバイト員
・本人「赤」(大学生男性)
・友人「青」(大学生男性)
・カメラマン「カメ男」(30代男性カメラマン)
・変わり者女性「マキ」(20代女性フリーター・唯一のリピーターバイト員)
旅館経営している家族
・オーナー 父
・従業員母
・従業員兄(中学1年)
・従業員弟(小学5年)
リゾートバイトに募集した背景
当時大学生だった赤と青はお金を稼ぎたくて、1か月で30万稼げるリゾートバイトの紹介会社で意気揚々と応募したそうです。
「大自然の中でのびのび働けるリゾートバイト」とのキャッチコピー。
そう、リゾートという名前に惹かれて・・・
決まった先は、長野の某別荘地の旅館でした。
当日、想いを馳せながら
東京から長野の某駅に新幹線で到着。
赤と青はソフトクリームを食べながら「これからどんな素敵な生活が待っているのかなぁ~」と胸をワクワクさせながら旅館からお迎えの車を待っていました。
その時間が一番幸せだったそうです。
お迎えの車が到着しました。
小型トラック(運転席は2人乗り)の荷台に2人は乗せられて、運ばれました。
その時も2人はトラックの荷台という新鮮さにも胸を踊らさせていました。
さぁ、到着!リゾートバイトの場所は!?
トラックが目的地に到着し、二人はトラックから降りました。
周りはなにもない景色。大自然と言えば大自然。
そして、目の前には傾いた建物が。これが働く旅館だったそうです。
今にも壊れそうな、倒れそうな建物を目にして、リゾートという幻想が一気に崩れたそうです。
従業員用の階段があるのですが、踏んではいけないゾーンがいくつもあり、踏むと階段が抜けるそうです。
おそろしや・・・
案内された寝床は
旅館に到着し、従業員用の寝床に案内されました。
従業員用の別棟に二人の寝床があったそうですが、すごく良く言うと犬小屋だったそうです。
すごく汚くて、家の中ではない部屋。夏なのにちょっと寒い。
虫もネズミも沢山出てくる。そんな部屋だったそうです。
働くメンバーと挨拶
雇われた人は、赤と青と他2名。
有名カメラマンの男性「カメ男」と変わり者女性「マキ」だったそうです。
旅館は家族で経営されているのですが、経営者の父と従業員の母がすごく仲が悪く、全く口を利かなかったそうです。
子供は夏の繁忙期はずっと手伝っている兄と弟の2人です。
この子たちは純粋ですごくいい子で赤と青に懐いてくれたそうです。
ただ父曰く「あいつらずっとここにいるから、土の臭いがするんだよ」
と言っていたそうですが、
確かに子供たちは土の臭いがしたそうです。
(大自然の中にいるとそうなりますよね。きっと)
そこでの過酷労働
結構広い旅館(合宿場という言い方がしっくりくる場所です)です。
夏は繁忙期なので、1日何百人のお客さん(学生が主)がきます。
主なお仕事は、大量のご飯作り、お皿洗い、洗濯、旅館(部屋・トイレ・お風呂・体育館等の施設)の掃除でした。
これだけ聞くと普通だなと思うのですが、
この旅館、大学のサークルなど学生を相手にしている旅館で、1泊3000円と激安。
なので、ひっきりなしに学生がわんさか来て毎日すごい稼働率でずっと部屋の掃除やご飯作りをしていて、
労働時間はなんと朝6時~深夜2時だったそうです。
もちろん休日もありません。1日労働20時間・・・!
週に140労働時間、月に560労働時間。
もはやブラック企業・・・・・・・・
そして、夜は犬小屋みたいなところで寝るのですが、中々寝れず常に寝不足に襲われていたそうです。
⇒参考記事「過酷な残業は人格を壊す!?月間10時間~100時間~120時間毎の残業時間別の影響と私が体験した奇妙な行動」
壮絶な臭いとの戦い
そして、お客さんが毎日沢山来るのでゴミもすごい量になるのですが、このゴミどこに捨てるかというと、旅館の裏山に生ゴミを捨てに行くそうです。
カートにその日の生ゴミをたんまりと運んで、裏山に行き捨てるのが赤と青の仕事だったそうですが、ずっと生ゴミを放置している場所なので、涙が出るほど臭かったそうです。
ここにずっといたら確かに土臭くもなるわと。
その臭い場所に日に何度も足を運び息を止めて生ゴミを捨てる。
かなりキツい状態だったそうです。
きっと夏が終わったら父が生ゴミの山を火で焼くのでしょう。
体育館の掃除
サークルの学生たちがバスケなどで体育館を使います。
その日、予想外に早くサークルの御一行が到着するとのことで、父がみんなに
「体育館を一時間以内に清掃しろ!」
と言ったそうです。
まぁ、普通体育館の掃除であれば、体育館によくある掃除用モップがありますよね。
平たい長いモップが。↓こんなの
でも、なぜかモップがなく、みんなで雑巾掛けで何十も往復したそうです。
し、、、死ぬ。
「なんでモップないんだろう?」
今でも謎です・・・
とにかく戦後から時代がストップしているような旅館の光景だったそうです。
唯一、至福の時間
そういう辛い労働を送る日々で唯一の幸せな時間がありました。
それは、3日に1度いける銭湯(スパ)に連れて行ってもらう日だったそうです。
いつもは、学生たちの汗と汚れとアカが浮いている汚いお湯をぬいて、お風呂を洗います。
なので、赤と青はお風呂には入らず、シャワー生活でした。
でも唯一、日ごとに交互に連れて行ってもらえる銭湯の日が本当に至福の時だったそうです。
後編
まだまだ衝撃な出来事と辞める時の話があるので、長くなったので後編に書きます。










