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人工知能

人工知能が作った創作物の権利、現行法上はどうなっているのか 4

ストーリー by hylom
機械による創作 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

今後、人工知能(AI)によって爆発的な量のコンテンツが生み出されることはほぼ確実と見られている。日本でも昨年5月に「知的財産推進計画2016」という報告書が作られたそうだ。この中では仮に現行の法律を全くいじらなかった場合、AI創作物に関する権利はどうなるかが議論されていた模様(ITmedia)。

結論的なことも書かれている。人間が人工知能を道具(ツール)として利用して創作した場合は、人間が創作的な寄与をしているので、当該寄与をした人間に著作権が発生する。しかし、人間は創作指示をするだけの「AIによる創作」の場合は、著作物に該当せず、著作権も発生しないとしている。

このパターンのAI創作物は誰でも利用できる(いわゆるパブリックドメイン)になるという。このため、AI創作物を使ったビジネスが成立しなくなることから、法改正などが今後議論されるようになる可能性が高い模様。

  • by Anonymous Coward on 2017年03月22日 7時08分 (#3180225)

    このパターンのAI創作物は誰でも利用できる(いわゆるパブリックドメイン)になるという。このため、AI創作物を使ったビジネスが成立しなくなることから

    何でパブリックドメインのものを利用するとビジネスにならないん?
    むしろコストを抑えられるからビジネスチャンスが広がるんじゃね???

    著作権ゴロビジネス以外はそれほど困らんと思うんだけど。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      著作権あってもパブリックドメインにできないわけじゃないから
      選択肢が多いほうが作成者には有利でしょ 多分

  • by Anonymous Coward on 2017年03月22日 8時01分 (#3180247)

    »人間は創作指示をするだけの「AIによる創作」の場合は、著作物に該当せず、著作権も発生しないとしている。

    作者は装置を作るだけで、表現を偶然性に委ねた作品も多々あるわけですが、そいうった作品の著作権は作者に帰属しないってですか。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      動物や自然現象を主たる創造元にした創作物、ヘタすりゃ写真すらもアウトだな…

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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー

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