オーブントースターのコゲ掃除には「重曹」を!ヒーターまでしっかりお手入れ

オーブントースターのコゲ掃除には「重曹」を!ヒーターまでしっかりお手入れ

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オーブントースター

毎朝パンを焼いたり、調理に使ったり・・・
こんな便利なオーブントースターは、私たちの生活になくてはならないものだと思います。

そんなオーブントースターを普段掃除していますか?
パンのクズが散らかっていたり、コゲがついたままにしたりしていませんか?

また一見簡単そうに見えるオーブントースターの掃除ですが、ヒーター部分の掃除などには注意点も多く存在するのです。

そこで今回は、オーブントースターの洗剤ごとのコゲの落とし方やヒーター掃除の方法などを紹介していきます!

「セスキ炭酸ソーダ」を使ったオーブントースターの掃除方法

セスキ炭酸ソーダ

オーブントースーターの中をのぞいてみて、一番に目につく汚れと言えば、コゲと油汚れですよね?

「どうせまた重曹を使うんでしょ?」と思っているあなた!これらの汚れに対して効果テキメンなのは「セスキ炭酸ソーダ」なんです!

 

セスキ炭酸ソーダは、重曹と同じく「弱アルカリ性」の溶剤です。
しかし、重曹よりもph値が高く、汚れを落とす効果がさらに強いと言われています。

補足

ph値とは……
酸性とかアルカリ性とかを示す数字です。7を基準に小さければ酸性、大きければアルカリ性。
油汚れは酸性なのでアルカリ性の洗剤で中和しましょう、ということです。

 

「こんな便利なセスキ炭酸ソーダを使って、さっそくオーブントースターをピカピカにお掃除していきましょう!」と言いたいところなのですが、次の重要な注意もあります↓↓

注意

アルミはアルカリ性に弱いので、重曹やセスキ炭酸ソーダなどを使うと、変色したり腐食してしまったりすることがああります。
腐食しても人体へ直接的に害は少ないようですが、避けたい問題ではありますよね。アルミ製だった場合には、中性洗剤を使用して掃除するようにしてください。

 

オーブントースターがアルミ製でないことでないことを確認したら、掃除を始めましょう!

 準備するもの 

ゴム手袋・セスキ炭酸ソーダ・スプレーボトル・メラミンスポンジ・キッチンペーパー

 手順 

1. 網や底のトレーを外します。コゲも先に落とします。
取り外した網やトレーは、セスキ炭酸ソーダに浸けおきします。アルミ製の場合は、中性洗剤に浸けおきしてください。

※コゲの落とし方に関しては、次の段落で説明します。

2. 「セスキ炭酸スプレー」を作ります。
セスキ炭酸ソーダ:水=小さじ1杯:500mlの割合で作ります。これをスプレーボトルに入れましょう。

3. オーブントースターにまんべんなくスプレーしていきます。
かかっていない所が無いように注意してください。

4. 汚れが完全に落ちるのを待つために、20分ほど待ちます。
しばらく放置して汚れを浮かせましょう。

5. 窓の部分や他の部分を掃除していきます。
暇な間に他の所を掃除しましょう。残った部分にもスプレーをかけて、メラミンスポンジでキレイにしていきます。手袋をしないと手荒れすることがあるので、しっかり着けてくださいね。

6. トースターの中の汚れが浮き出てきたらこすり洗いします。
メラミンスポンジでこすっていきます。こすり過ぎないように注意して下さい。

7. キッチンペーパーを使って拭きとって完成です。
洗剤が残らないように、しっかり拭いてください。

汚れが落ちなかった場合には、3.7.の工程を繰り返すことで落としてください。

 

コゲが落ちない!そんな時には「重曹」を!

重曹
「万が一落ちない場合は、どうしたら良いの?」その際に登場するのが、「重曹」です!はいそこ「またか」とか言わない。
 
 
 
 手順 

1. 重曹をペースト状にする
重曹3:水1ぐらいに極端でかまいません。重曹に少しずつ水を足して、ドロドロになるくらいで止めます。ホットケーキのタネくらい。

2. コゲの上に重曹ペーストをたっぷり塗る
天井に引っ付けるとかいう無茶をしない限り流れたりしませんので、べったり塗って大丈夫です。心配ならラップで覆いかぶせちゃいましょう。

3. 重曹の上からラップをして約「4時間」おく
ペーストが固まってくるまで待ってください。だいたいはこれで落ちますが、それでも汚れが取れない場合は……

4. ヘラなど固いものでペーストを削る
プラスチック製のカードとかだとと傷がつかなくて良いかもしれません。それでも残ったコゲは、たわしを使ってとってください。少しぐらいの傷は許容しましょう。

重曹ペーストの力をより強くするためには、アルカリ洗剤などを加えてみてください。なんかこう……化学反応で効果が上がります。

 

「ヒーター」部分の掃除には要注意!

オーブントースターを掃除する際に注意しなくてなならないのが、「ヒーター」部分の掃除方法です。全部一緒に掃除しようとしてしまいがちですが、ヒーター部分の掃除だけは分割して掃除しなくてはいけません。

なぜでしょうか?それは、トースターのガラスヒーターの部分は、衝撃に弱く、ゴシゴシ擦り洗いしてしまうと割れてしまう可能性があるからです。せっかく掃除しているのに、割れてしまっては元も子もないですよね?

それでは、ヒーター部分の掃除方法を紹介していきます。
ここでも「セスキ炭酸ソーダ」が役に立つんです!

 準備するもの 

セスキ炭酸ソーダ・キッチンペーパー・タオル

 作業手順 

注意

作業に入る前に、ヒーターが完全に冷めていることを確認してから行ってください。

 

1. キッチンペーパーにセスキ炭酸ソーダを染み込ませてください。
セスキ炭酸ソーダ:水=小さじ1杯:500mlの割合で作ったものを染み込ませましょう。

2. 作ったものをヒーターの部分にパックしてください。
染み込ませたキッチンペーパーを貼り付けてください。濡れてるので落ちてこない……はずです。

3. 汚れが浮き出てくるまで、20分ほど待ちます。
暇ですか?ほら、右の方に記事があるでしょう?クリックするのです。

4. パックを外して、タオルで乾拭きします。
強く拭きすぎると割れるのでご注意を。

5. 汚れを完全に落とすため、電源を入れ熱します。
汚れは燃えます。ある程度落とせたら燃やしましょう。

 

 

まとめ

オーブントースターの掃除方法はいかがでしたか?

重曹はお掃除によく登場しますが、「セスキ炭酸ソーダ」がこんなにも活躍するなんて、思いもよらなかったと思います。

案外お掃除する際に見落としがちなオーブントースターですが、この記事を読んでお掃除してみてください。キレイなオーブントースターで、快適なクッキングを楽しみましょう!


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