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大好きな古巣だから敢えて言う。決算発表をなぞっただけの浅い記事。実力者と言われた社長が異常なタイミングで辞任しているのに、三越伊勢丹の中で何が起きているかさっぱり分からない。ろくに取材もせずインターネットを叩いて書いたのが手に取るように分かる。これでは日経ビジネスも三越伊勢丹になってしまうよ。
百貨店の稼ぎ頭は何と言っても婦人服。最後の聖域と言われたファッションアパレルも、スタートトゥデイが運営するゾゾタウンのアパレル通販サイトに侵食されている。小売業が21世紀に入り、インターネットの第三次産業革命の波の中で、大きな変革の波に晒されているということ。もはや、古いビジネスモデルにしがみつけない状況は、何も小売業に限ったことでもない。小売業の中で元気なのは、製造小売としてのビジネスモデルを確立したユニクロやニトリ、そしてCVSだけ。我々メーカーさえも、安泰としていられない。
昨日の今日で記事を上げてくるスピード感はさすが。
インバウンド需要については、百貨店における2015年の売上は前年比162%増、全百貨店売上の3%を占めるまでになっていました。大手の中では既存店プラスの主因がインバウンドであったところも多いだろうと思います。
それが2016年は前年比5%減。業績不振は衣料品の不調が最大ですが、インバウンドの「下駄」がある間になんとかしようと思っていたのが、予想以上に反動が早く来た、ということではないでしょうか。

「大西氏の退任の背景として、取締役など幹部の間で、かねて不協和音があったことを指摘する声は多い。業績悪化が鮮明になる中で、社内の摩擦は抑えきれないところまで来たのかもしれない」
株主の代理である取締役会を率いる業務執行取締役社長は、業績悪化の責任は取らざるを得ない。ビジネスモデルの変化が激しく、小売業界の中でも百貨店業態全体が低迷しており、三越伊勢丹だけが悪いわけではないものの、多角化の遅れは大きかった。次の社長が株主利益のためにどういう抜本策を打ち出せるのか、そして、それができる社長を選任する力が取締役会にあるのかどうかが問題です。
改革を進めていた大西さんの辞任という報道には昨日多くの「残念」というコメントが寄せられていた。三越と伊勢丹合併から10年。なかなか体質を変えるのは難しいし、道半ばで辞められるのは非常に辛いだろうし、もったいない話だと思う。
とりあえず言っておくが、大西さんをリスペクトしている。路線は完全に正しいと思う。
ビジネスモデルを抜本的に変えるアプローチが必要。USJを退任した森岡さんが百貨店産業のリデザインに取り組んだりしないかな・・・
新宿店が低迷と言っても、地下の食品街のクオリティは高いし、地下二階のカフェは空いてて穴場。新宿と言ったら伊勢丹の地下。

百貨店はこのままだと難しいジャンルになると思うので、何かを変えて維持して欲しいところ。
ドラスティックに改革をしていればこうはならなかったと思う。こういうニュース最近多くて、毎回ファストファッションのせいだというコメントを見るけど、そこは関係ないと思う。ユニクロが売れたって関係なく売れ続けるブラントもちゃんとある。新しい環境下で百貨店の価値を見極められず決断も行動も遅かった。ただそれだけ。
売り上げが約4%減、営業利益が36%減というのは売り上げが少し下がるぐらいでここまで営業利益が単年で下がるのは通期では売り上げプラスで見込んでいたので固定費が大きすぎるという事だろう。
人件費や家賃は売り上げ下がっても同じもしくは昨年より成長する見込みで人雇っていればもっと増えるわけで、粗利率が概ね28%程度なので売り上げ少し落とすだけで経費が結構な大きさで乗りかかってくる。
こうなるとリストラしかないわけで、今後は不採算店をもっと閉鎖せざるを得ないでしょう。
株式会社三越伊勢丹ホールディングス(みつこしいせたんホールディングス)は、日本の百貨店の純粋持株会社。同社傘下として三越伊勢丹(関東地方の店舗を運営)をはじめとする各地方の百貨店運営会社などを所有している。 ウィキペディア
時価総額
5,395 億円

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