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一人暮らしのお部屋でできる寒さ対策4つ
2017.2.21
寒い冬、ポカポカと暖かいお部屋でのんびりする時間は幸せを感じるひとときですね。だけど、一人暮らしのお部屋では「エアコンを付けているのに、いまいちあったかくない」などということが起こりがちです。エアコンの設定温度をどんどん高くするのも、電気代がかさんでしまいそう……。そこで今回は、一人暮らしのお部屋で手軽に取り入れやすい寒さ対策をご紹介します。
(1)窓から部屋の熱を逃がさない工夫を
暖房でせっかく暖かくした部屋の熱が外へと逃げていく大きな原因になるのが「窓」です。外部へ熱が流出する割合を見たとき、およそ6割は窓からであると言われています。しかし、一人暮らしの賃貸のお部屋では、断熱ガラスに取り換えたり二重窓にしたりといった窓リフォームを行うことはできません。そこで活用したいのが、窓用の断熱シートや断熱スプレーなどです。特にプチプチタイプのシートは断熱効果が大きいとされています。ただし、シートによってはワイヤー入りガラスや複層ガラスなどに使用できないものもあるため、自分のお部屋の窓ガラスに対応しているかどうかをチェックしてから使うようにしましょう。
また、カーテンを二重にしたり、厚手のカーテンを使用したりするのも窓から室内の熱が逃げるのを防ぐことに役立ちます。
(2)床の断熱で足元ポカポカ
フローリングはおしゃれですが、冬場はひんやりとして寒さを感じやすくなります。冬場だけでもカーペットやラグを敷いて足元の寒さをやわらげましょう。
その際、カーペットの下にアルミ断熱シートやコルクマットなどを敷くことで断熱効果が高まります。
ホットカーペットを使用する場合も、直接床に置くよりも断熱シートの上に置くほうが効果的に暖まるはずです。
(3)暖房を上手に活用する
エアコンは衛生的だし安全なのですが、部屋全体が暖かくなるまでにやや時間がかかってしまうのが難点ですね。
エアコンと組み合わせて、カーボンヒーターや電気ストーブなど、目の前をすぐに暖かくしてくれる暖房器具が一つあれば便利です。
また、扇風機やサーキュレーターで部屋の空気を循環させるようにすると、エアコンで効率よく部屋を暖めることができます。
エアコンの効きを良くするために、小まめなフィルター掃除も忘れずに。
(4)加湿も寒さ対策に!?
冬は気温だけでなく湿度も低くなります。「からっ風」という言葉がありますが、湿度が低くなると体感温度が低くなると言われています。
冬に加湿器を使用したり、観葉植物を置いたりすることで部屋の加湿を心がけることは、体感温度を上げることにも役立つのです。
以上、一人暮らしのお部屋でできる寒さ対策を4つご紹介しました。こうした対策に加えて、あったか素材の部屋着やレッグウォーマーなどの防寒アイテムも活用して、寒い冬を快適に乗り切りたいですね。