ノーマル/メタル、オートリバースetc.懐かしの言葉多数…
USB録音可のカセット/CDプレイヤー登場に歓喜の声
2017.02.12 SUN
20世紀感漂うルックスも大きな魅力(「AD850」の商品紹介ページより) ※この画像はサイトのスクリーンショットです 音響メーカーのティアックが、USBメモリーへの録音・再生機能を搭載した、カセットデッキとCDの複合プレイヤー「AD-850」を発売することを発表し、話題となっている。
「AD-850」は、カセットテープとCDを聞くことはもちろん、カセットテープやCDからUSBへの録音、CDやUSBからカセットへの録音なども可能なカセットデッキ/CDプレイヤー。カセットデッキ部分はノーマル/クローム/メタル(※)それぞれのポジションのカセットテープに対応しているほか、タイマー、カラオケ機能、ピッチコントロール再生機能なども搭載されている。
(※)メタルは再生のみ
ティアックは公式ページで、「今日カセットテープは、懐かしさを求める30代以上の音楽ファンのみならず、カセットテープの時代を全く経験していない若い世代に人気が高まっています」と、「AD-850」の開発意図を述べているが、その目論見は当たったようで、ツイッターには、
「これ欲しいなぁ!」
「欲しいなぁ~。もう聞けなくなったテープがいっぱいあるんだよなぁ~」
「実は、CDよりカセットテープの方が、音が良いのです。 あんまり知られていません...周りからは『いつ捨てるんや・・・』と冷たい視線。 言い訳の根拠ができました」
と、「欲しい」という声や、
「古さのなかに新しさがあるんだ」
「あまりにデジタル化が加速しすぎて、早くもアナログ回帰が起こってきているのは興味深い」
「カセットテープ復権の噂は耳にしてましたが、こんなのが出てきましたか」
といった感慨の声が登場。一部からは、
「オートリバース無いんだったら3ヘッドにして欲しかったなぁ・・」
「ちなみにドルビーもDBXも実装されていません(泣)」
「やっぱカセットデッキはダブルじゃなくちゃなぁ コレじゃダビングして友達に渡せないじゃんw」
など、1980~90年代を懐かしむような発言も寄せられている。実家の押し入れなどに、カセットテープを大量にストックしている30代後半以上の人は多いはず。懐かしのお宝をデジタル化するチャンスはこれが最後かもしれない!?
(金子則男)