Googleは米国時間1月30日、「Android Nougat 7.1.2」の最初のベータ版をリリースした。ベータ版を利用可能なデバイスは、「Pixel」「Pixel XL」「Pixel C」「Nexus 5X」「Nexus Player」。「Nexus 6P」向けのアップデートは近くリリースされる予定だ。
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Googleはブログ記事の中で、Android 7.1.2は「改良に重点を置いた増分的メンテナンスのリリース」だとして、今後数カ月のうちに正式版を提供すると述べた。
Googleは、「既知の問題」として以下を挙げている。
一般
- Pixel Cデバイスで、「Quick Settings」(クイック設定)が表示されない場合がある。
- 物理キーボードを接続している間にアプリの検索を試みると、「Pixel Launcher」がクラッシュすることがある。
- UIがフリーズすることがある。
- Wi-Fi接続の安定性に問題がある。
初期設定ウィザード
- 起動時のアニメーションから初期設定ウィザードに切り替わる間に画面が真っ黒になる。
- モバイルデータを使ってデバイスを設定した場合でも、設定完了後にWi-Fiがオフになる。
- SMSメッセージをデバイス間で転送すると、復元されないことがある。
対応するデバイスを「Android Beta Program」に登録しているユーザーには、近々デバイスにアップデートが届くとみられる。「Android 7.1.1」は2016年12月にリリースされ、GIFのサポートが強化されたほか、パフォーマンスが向上した。
GoogleはArs Technicaの取材に対し、「Nexus 6」と「Nexus 9」にはAndroid 7.1.2のアップデートは提供されないが、Googleからのセキュリティアップデートは引き続き提供されると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。