「お金がないから何もできないという人は、お金があっても何もできない」
実はこれ小林一三氏の名言なんです。
出展ウィキペディア
小林一三(こばやしいちぞう)という名前を知らないという方のために簡単に説明しますと、阪急電鉄、宝塚歌劇団、阪急百貨店、東宝をはじめとする阪急東宝グループの創業者です。
こう言っても、関西以外の方だとあまりピンと来ないと思うので、もっとわかりやすく言うと、元テニスプレーヤーの松岡修三の曽祖父(ひいおじいちゃん)です。
金持ちに言われてもピンと来ない
「お金がないから何もできないという人は、お金があっても何もできない」と言われても、元々の金持ちに言われてもピンと来ないという人もいると思います。
でも、小林氏は商家の家に生まれたのですが、生まれてすぐに母親が亡くなり、父親とも生き別れになったためにおじ夫婦に育てられたという環境で育てられましたから、お金持ちのボンボンというわけではないんです。
また、日露戦争後にかつての上司であった岩下清周(三菱東京UFJ銀行の前身の一つである北浜銀行の創始者)に誘われて、証券会社の支配人になるために大阪に赴任しましたが、数年後の昭和金融恐慌(1927年)に見舞われて、その話も立ち消えてしまい、妻子を抱えた状態で失業者になるという苦労を味わった人なんです。
お金さえあれば本当にできる?
「お金がないから何もできない」をそのまま考えれば、「お金さえあればできる」ということです。
お金さえあればできるのであれば、銀行などの金融機関で借りればいいんです。
もし何らかの理由で金融機関から借りられないのであれば、知り合いや友達に頼んでまわって、かき集めればいいんです。
もし、そういう宛もないのなら、今流行りのクラウドファンディング(キングコング西野さんが「えんとつ町のプペル」の個展を入場無料で開催したいということでクラウドファンディングで資金を集めました)を利用するという方法もあります。
写真は、宮城島さんからいただいたお礼の手紙とステッカーとリーフレットです。
「お金さえあれば」と本気で思っている人なら、お金を調達する方法を考えるんです。
いつまでたっても「お金がないからできない」と言って何も行動を起こさない人は、「お金があっても」本気じゃないからできないんです。
まとめ
今回、小林一三氏の名言「お金がないから何もできないという人は、お金があっても何もできない」から、できない理由を「お金」ということでお話してきましたが、これは「お金」だけの話ではありません。
「できない」という人は、自分から進んで「できない理由」を探して、少しでも困難から逃れようというクセがついてしまってるんです。
「時間がないから」 → 時間を作ればいいだけの話です。
「スキルが無いから」 → 勉強するか、代わりにやってくれる人を探せばいいだけの話です。
「できない理由」を探すのをやめて、「できる方法」を考えるクセをつけて下さい。
やってみれば、思った以上に簡単にできたということも多いです。
あなたの限界はそんなもんじゃないですよ。
投稿者プロフィール
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プライベートな場面で初めて会った人に、
「本当に営業マン?」と言われるくらい話すのが苦手な
バツイチのアラフィフのオッチャンです。
大学時代はロックバンドを組んで
ベースを担当していたのですが、
ナンパもできず、合コンに言ってもほとんど話さず、
初めて彼女ができたのは26歳という超奥手でした(汗)
そんな僕でも、26年間、様々な業種で
トップセールスなどの実績をあげてきました。
顧客心理さえ解かれば、口下手で人見知りでも
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