熊本地震から6カ月間の検索ワードの推移から分かることを分析しました。
検索データから見えた課題を次の地震災害で繰り返さないために、何が求められているのでしょうか。
教訓を未来に生かすために、行うべき取り組みをワークショップで考えました。
画像:アフロ
2016年4月に起きた熊本地震では、熊本県を中心として九州広域に大きな被害をもたらしました。震度7を記録した地震は4月14日と16日の二度発生。一般的に14日の地震を「前震」、16日の地震を「本震」と呼んでいるように、16日の地震のほうがマグニチュードも被害の規模も大きいものでした。
今回の企画では16日の本震のデータではなく、14日発生の前震直後3時間の検索データを利用しています。その理由は以下の3つによるものです。
以上により、今回の特集では14日の地震の発災直後3時間のデータを対象とした分析を行うこととしました。