友人のプロブロガーやぎぺーがすごく良いこと書いてました。
・2016年の収穫「お金を月100万稼ぐよりも、使い方が重要だと分かったこと」
お金は稼いで、使って両方経験して初めて楽しいもの。
その使い方の部分が僕は下手だったので、お金を稼いでもあんまり満足感は感じられませんでした。
極端な話、月100万円稼いでも全て貯金していたらそりゃ全く楽しくないですよね。
それに気づくのに2016年後半の半年ほどかかりました。
23歳(社会人1年目)にして「お金の使い方の重要性に気づく奴いる?」という感じですが、これはまさに正しい考え。
お金を稼ぐこと自体が幸せの全てではなく、その稼いだお金をどう使うかによって更なる幸福度は決定されます。
しかし「お金の使い方が重要」な以上、使うお金を増やすために稼がなければいけません。
だから僕はもう1つ付け加えたい。
それは、これから必要になってくるのは「賢くお金を稼ぐ」ということです。
目次
単にお金を稼ぎすぎるとリスクも伴うし幸せになれない。
インターネットの多様化で、個人が発信し、簡単にお金を稼げる時代になりました。
ブログ、Youtube、インスタグラム、メルカリ、Airbnb、クラウドワークスなどなど…
アフィリエイターなんて年商何千万円という人もゴロゴロいるわけです。
けど日本の税制は、稼げば稼ぐほど税金がかかってくる「累進課税制度」が取られています。
私たちが稼いだお金に対してかかってくる税金は主に2種類。
- 所得税(最高45%)
- 住民税(10%)
つまり所得税・住民税合わせて最高税率が50%を超えます。
日本は稼ぎに稼ぎまくっても、その半分も税金で持って行かれる国なのです。
ちなみにシンガポールの所得税の最高税率は20%、香港は15%。
日本人実業家がシンガポールや香港に移住する理由はここにあります。
稼いでも稼いでも頭を悩ませる税金。
しかも事業が失敗し借金を負っても、(昨年稼いだ額から捻出される)住民税が翌年に降りかかってきます。
攻撃的にただひたすら稼いでもリスクは伴うし、それだけじゃ幸せになれないということです。
このことから僕は、「単にお金を稼ぎまくる」だけでなく「賢くお金を稼ぐ」ことが必要だし幸福度が高いと考えます。
「賢くお金を稼ぐ」とはどういうことか?
では「賢く稼ぐ方法」とは一体どのようなことを指すのか?
なぜ攻撃的に「稼ぎまくるだけ」ではダメなのか?
その方法と理由について詳しく説明してきます。
賢いお金の稼ぎ方①課税されない「信用」を稼ぐ
事業というのは「必要としてる相手に対してサービスを提供することで、その対価としてお金を得る」ことができます。
そしてその稼いだお金には税金が発生します。これが従来のお金の動きです。
そして自分が持っている価値を相手に惜しみなく提供することで、相手は自分を信用してくれます。
「この人良い人だな」
「今度何か恩返ししてあげたいな」
これが「信用を稼ぐ」ということ。
例えば顔出ししてブログで情報発信してる僕は、知らずと読者からの信用を稼いでいるんです。
有益な情報をオープンに発信することで、「タメになった」と感じてくれた読者が僕を信用してれます。
学んだノウハウを発信するLINE@でも、読者から感謝の声をよく頂きます。
惜しみなくノウハウや価値を提供することで、信用をコツコツ稼ぐのです。
信用は基本的にお金のように可視化できないので、あまり「信用を稼ぐ」という感覚はないと思います。
身近な例としてクレジットカードを作るときに、あなたの勤めている会社のデータや年収、世帯によって限度額をつけられますね。これが「与信」です。
僕の提唱する「賢いお金の稼ぎ方」とは、価値を提供し、僕に対する信用の限度額を引き上げていくことです。
稼いだ信用はいつでもモノと交換できる
そして稼いだ信用は「モノと交換」・「現金化」できます。
僕は価値を提供し、稼いだ信用で東京の代々木で寝泊まりできるスペースを家賃0円で提供してもらってます。
関連記事:僕が家賃クソ高い東京に0円で住めるたった1つの理由
本来この家賃が月に10万円とすると、1年で120万円かかります。
もちろんその120万円の家賃を払うには、働いてお金を稼ぐ必要があります。
しかしその働いて稼いだお金には税金がかかるので、この120万円の家賃を払うのに必要なお金は実質120万円以上になるわけです。
他にも「車いつでも使って良いよ」と鍵を渡してくれた人がいます。
もちろん車で使った分のガス代くらいは払いますが、それ以外はなしです。
稼いだ信用はこのように「モノ」と交換できます。
つまり昔の人たちが農作物を交換し合い、困った時はお互い助け合う、お金を介さないやり取りを増やせるんですよね。
お金を介さないから税金に頭を悩ませる必要もないし、人と人との交流が生まれるので幸福度が増します。
稼いだ「信用」は現金化もできる
そして現金が必要なら、稼いだ信用はクラウドファンディングなどでいつでも現金に変えれます。
この仕組みを理解している人は案外少ない
noteでブログ運営に関するノウハウをこんなタイトルで販売してます。
・ブログ開始2ヶ月で186万円マネタイズした、競合と差別化するたのコンテンツ作りとマーケティング
「186万円マネタイズした」と書いてますが、蓋を開けてみれば「15万5千円の家賃を1年間無償にしてもらった(186万円無償)」というわけです。
これに対して「なんだ!186万現金で稼いでねーじゃねーか!」という声もありましたが、これは違います。
なぜなら186万円の家賃を払うには、税金を含めると実質いくら稼がないといけないのかという話ですよ。
200万弱くらいですか?細かいところはあれですが。
であれば信用稼いで、家賃0円にしてもらったほうが得という話。信用には課税されないからです。
「信用」は積み上げるのは大変だが失うのは一瞬
信用は積み上げるまでに時間がかかります。
しかし失うのは一瞬です。
寝坊1つでもう一緒に仕事させてくれないケースもあります。
「信用稼ぎ」のみに慢心するのもNG、稼いだ信用はしっかり守りましょう。
賢いお金の稼ぎ方②「体験」も課税されないし消えてなくならない
また他に「体験」も税金はかからないし、お金のように消えてなくなりせん。
得たお金は使えばなくなりますが、「体験」は消えてなくなることはない。
しかもその体験をうまく使えばさらに「お金」や「信用」を稼げるわけです。
クラウドファンディングを通してアメリカで非常に価値のある体験をしてきましたが、来月からその学んだ体験をシェアするために全国を講演して回ります。
関連記事:【イベント告知】ミレニアル世代が21世紀流の働き方ってもんを教えてやるよ!!
この講演イベントも参加費1人5000円とか取っても恐らく集まるんですよ。
けど今回ほぼノーギャラです 。そして参加費できるだけ抑えてます。「体験→信用」に変えるチャンスだから。
そして来年もう少しお金に余裕が出てきたら、今お金もらってやってるコンサルも、報酬は「体験」で返してもらおうかなぁと考えてます。
「あなたの地元でしか体験できないことを提供してください」みたいな。
得た体験に税金はかからないし、消えてなくならないし、活用すればさらにお金や信用を稼げるからです。
賢いお金の稼ぎ方③税金・会計周りの知識をつける
これはもう当たり前ですね。日頃のお金に関する勉強は必要です。
しっかり税金の仕組みを理解し、節税できる部分は節税しましょう。
月3万円でも東京で生活できる。これからは賢く稼ぐ
ただ単に「稼いで稼いで稼ぎまくるぜー!」というのは実はリスキーだったりします。その上幸福度も低かったり。
だからこれからの時代必要なのは賢く稼ぐこと。
- 税金・会計周りの知識をつける
- 課税されない「信用」を稼ぐ
- 課税されないし消えてなくならない「体験」を稼ぐ
自分の身や家族を守るために最低限のキャッシュもいりますが、僕は互いに信用できる人とそれを介したモノを周りに増やして自活していきたいです。
もし今行ってる事業を全て失ったとしても、僕は月3万円で東京で住む家、車、食べ物に困ることなく、何不自由なく暮らせるでしょう。
キャッシュをガンガン稼ぎつつ、いつ全てのお金を失っていいように「信用」「体験」も稼いでおく。
お金を介さないやり取りを増やす。固定費下げる。
これが僕の提唱する「賢いお金の稼ぎ方」です。
ぜひみなさんも意識してみてください!
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