起業したいなら「ものを売る」という考え方を捨てよう!

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起業して自分の力を試したい!

自分でビジネスを立ち上げて世の中に貢献したい!

今あなたの気持ちは熱く燃え上がっていると思います。

とても素晴らしいことですね。

 

では、あなたがまず最初にやらなければいけないことはなんでしょうか?

 

 

「まずは売るものを考えなきゃ!」

って思った人、ちょっと待ってください。

 

起業の第一歩は「何を売ろうか」ではないんです。

 

 

自分でビジネスを始めようとした人が、まず最初に間違えがちなポイントがここです。

 

ビジネスで売るのは、「もの」ではなく「価値」なのです。

 

 

「価値」を売るってどういうこと?

「価値」を売ると言ってもいまいちピンときませんよね?

ここで言う「価値」と言うのは、あなたの商品を買ってくれた人に待っている未来のことです。

 

例えば、あなたがダイエットサプリを購入したとします。

あなたはなぜダイエットサプリを購入したんでしょうか?

 

「このダイエットサプリの味が最高でさあ!病みつきになっちゃんたんだよ!やめられねぇよぉ!」

こういうことじゃないですよね。

こんな人は世界に1人いるかどうかでしょう。

むしろ何人もこう言う人がいるとしたら事件のニオイがしますね。

 

そうではなく、ダイエットサプリを買うのは、

「痩せたいから」

ですよね。

「痩せて理想の体型を手に入れたいから」

ですよね。

「俺はもっとスマートになってモテモテのカッコいいメンズになりたいんだああああああ」

おっと、僕の心の叫びが出かかって完全に出てしまいましたね。

 

このように、あなたがダイエットサプリを買ったのは、

「そのダイエットサプリが欲しいから」ではなく、

「そのダイエットサプリを使ったら痩せられるはず!」と思ったからなんです。

 

「価値」と言うのは、あなたの商品を買ってくれた人に待っている未来。

つまり、ダイエットサプリ(商品)を買うことで、理想の体型を手に入れられるという未来(=価値)。

 

この「価値」の部分があってこそ、人は初めてその商品を手に取るのです。

 

 

あなたはなぜその「価値」を提供したいのか

「価値」って言っても、何でも良いというわけでもありません。

お客さんに提供したい「価値」を決める上で1つだけ大事なことがあります。

 

それは、あなた自身の経験から重要だと感じた「価値」であること。

 

一体どういうことなのか?

では、これについて先程と同様にダイエットサプリを例に挙げて説明してみましょう。

 

 

3人の例で見てみよう!

ここに同じダイエットサプリを売っている3人のメンズがいます。

あなたはどのメンズから買いたいと思いますか?

 

 

A.矢瀬流木やせるき ないさん

「痩せた方がいいよ」の言葉に説得力がありませんね。

お客さんを目の前にしつつ、マンガ肉のことが頭から離れない様子を見ると、本人が痩せたいと思っていないことが窺えます。

痩せることへの魅力さえも感じていないようです。

まさにただものを売っているだけという状態ですね。

この人に勧められてダイエットサプリを買う人はいないでしょう。

 

B.本唐もとから 弥世照やせてるさん

自分で作ったキャラなのにぶん殴ってやりたい気持ちでいっぱいです。

彼が、「痩せている」ということに価値を感じているのは何となく伝わってきますね。

しかし、ダイエットをしたくて悩んでいる人の気持ちは全く理解していないようです。

これだと、買う側の気持ちとしてはいまいち腑に落ちないものがありますね。

 

C.屋瀬手やせて 嬉子井うれしいさん

買いましょう。

あなたがそこまで言うのなら。

買いましょう。

 

「経験」は強い説得力を持つ

Aの方は、痩せたという経験もなければ、そもそも「痩せる」ということに価値を感じてすらいませんでした。

これだと、どこかから聞いた情報を基に「~すると良いらしいよ」くらいの説明しかできないことになります。

 

また、Bの方は「痩せている」ということに価値は感じているようでしたが、実体験がないので、痩せたくて悩んでいる人のリアルな気持ちがわかっていません。

お客さんの気持ちを考えずに「痩せたいんでしょ?じゃあ痩せようよ!」といくら説得しても、お客さんの心には響きません。

 

では、Cの方はどうでしょうか。

彼の言葉には説得力がありますね。

彼自身に痩せたくて悩んでいたという経験があるので、痩せたくて悩んでいる人気持ちをちゃんとわかってくれているのが伝わります。

痩せたらどんな良いことが待っているのかということも、その気持ちを汲んだ上で話しているので、とても説得力のあるものになっています。

買う側にとっては、自分の悩みをちゃんと理解してくれているというだけでも非常に親近感を覚えます。

 

「そう!それに悩んでるの!そうなの!それなの!!」といかに思わせるだけの説得力を持つか。

その説得力を持つには、あなた自身がその悩みを経験していることが重要なのです。

 

 

まとめ

あなたがビジネスをするのであれば、売るものが実態のあるものであろうとなかろうと、お客さんがその商品を手にした先の「価値」を売っている、という認識を忘れてはいけません。

 

「この商品すごく良いよ!安いよ!効果あるよ!」だけではお客さんの心には響かないんですね。

あなたはこんな悩みを持っていますよね?

その悩みが解決したらこんないいことがありますよ!

そのためにはこの商品がおすすめです!

 

お客さんにあなたの商品を買いたいと思わせるためには、最低でもこの流れを用意しておく必要があります。

そして、ここに強い説得力をもたらすのが、あなた自身の経験です。

 

 

あなたが熱を持ってその良さを説明できる「価値」は何ですか?

あなたが心から人におすすめしたい「価値」は何ですか?

 

 

まずはこれを知ることが、あなたの起業の第一歩になります。

 

あなたの武器となる「価値」を見つけよう!

次の記事では、そんなあなたのビジネスの武器となる「価値」を見つけるためのワークを紹介します。

 

自分の売れるものがわからない、自分の売りたい「価値」がこれなのか自信がない、という方は是非読んでみてくださいね!

 

次の記事はこちら⇒『あなたのビジネスの武器となる「価値」を見つける方法』

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