米国の多くのファッションブランドなどのマーケットを調査

アマゾン、メンズのドレスシャツに特化したPBをスタート

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アマゾンが、ファッションビジネスを拡大していますが、その中でも既にスタートしているというアパレルのPBも気になるところです。今年は、以下7つのインハウス・ファッションブランドをスタートしており、将来的には、メイシーズあたりのハウスブランドと競合しそうです。

- Franklin &reeman(メンズドレスシューズ)
- Franklin Tailored(メンズスーツ&アクセサリー)
-James & Erin(レデイースアパレル)
- Lark & Ro(レデイースアパレル)
-Society New York(レデイース・アパレル)
-North Eleven(レデイース・アクセサリー&防寒具)
-Scount+RO(キッズアパレル)

そして、最近気になったニュースでは、メンズのドレスシャツに特化したPB「BUTTONED DOWN」をスタートしています。100%スピマコットンを使用した、ノンアイロンのメンズドレスシャツは、プライム会員限定で、価格は39ドルからと低価格。無地が39ドルで柄ものが49ドルとなっているようです。現在の所、8型しか展開していない様ですが、注目すべきはビッグ&トールサイズをカバーした、72サイズを展開をしていること。 ユニクロのドレスシャツは、$29.99と更に低価格ですが、XS-3XLの7サイズのみ。以前、ブログでもご紹介した様に、体にフィットするシャツを求めている男性は多く、低身長の男性をターゲットにしたシャツブランドや、75ものサイズを取り揃えたシャツブランド「Stantt.com」等が成長下にあります。

大手アパレルでもなかなか着手できない、ニッチ市場に取り組んだ商品をアマゾンがPBとして展開するのは脅威ですね。 将来的に、ドレスパンツ、カジュアルシャツ、セーター等を展開していくそう。ジェイクルーが苦戦している理由の一つに、質の良いベーシック商品の欠如がありますが、アマゾンがシェアを奪う可能性もあるのです。

エバレーンの買収も検討しているという噂がありましたが、アマゾンがその他のアパレル企業を買収することは十分に考えられ、ジェイクルーやバナナリパブリック等、ますます窮地に追いやられるかもしれませんね。