更新日: 2016年11月16日

【言えますか?】カードローンとクレカのキャッシングの違い

急な出費が必要なとき、手元に満足なお金がないという状況は、ほとんどの人が一度は経験することです。怪我や入院、身近な人の冠婚葬祭が続くといったとき、経済的に苦しければ、大きな不安を抱えることになります。

どうしてもお金が必要なとき、強い味方になるのが「カードローン」です。

このカードローン、いったいどのようなもので、どんな仕組みで動いているのか、説明できるでしょうか? たとえばカードローンとクレジットカードのキャッシングとはどこが違うのか、正確に答えられますか?

カードローンとクレジットカードのキャッシングの違い

この記事では、将来必要になるかもしれないカードローンの基礎知識を提供するのと同時に、混同されやすいクレジットカードのキャッシングとはどこが違うのか、詳しく解説します。

カードローンというのは、どんなサービスなのか

カードローンの特徴と仕組み

「困ったときの安心ローン」「いざというときに頼れるカードローン」といったテレビCMは多く放映されていますので、「カードローン」という名前自体は聞いたことがある人も多いと思います。
カードローンを一言で説明すると「無担保貸付ローンのうち専用のローンカードを利用する商品」のことです。

このカードローンの大きな特徴は「融資枠内であれば何度でも借り入れ・返済を繰り返すことができること」です。また、住宅ローンなどとは違い、保証人や担保を必要としないため、個人の信用だけで利用することが可能です。

さらに資金の利用用途も限定されないのも特徴です。
自動車ローンや住宅ローンは利用用途が限定されていますが、カードローンで借りたお金は、何に使っても問題ありません。利用用途が自由である代わりに、金利は高めに設定されています。

カードローンは金利が高いというデメリットはあるものの、利便性が良く、利用者は年々増加しています。

カードローンを取り扱っている主な業者

カードローンを取り扱う業者は、

  • 銀行
  • 消費者金融会社

の2つがあり、それぞれの強みを活かしたサービスを提供しています。

カードローンを取り扱う業者

例えば、銀行カードローンは、銀行のブランドイメージである「安心安全」を提供し、多くの利用者から支持を得ています。銀行カードローンは消費者金融カードローンよりも低金利なものが多いですが、融資までのスピードは消費者金融会社に劣ります。

対して、消費者金融カードローンは融資までのスピードが突出して速いです。審査スピードもさることながら、ほとんどの消費者金融会社は土日祝日も営業しているので、休日に申し込みする場合でも即日融資の可能なケースもあります。

当然、急ぎで現金が必要な利用者にとっては、魅力的なサービスとなります。ただその代わり、銀行カードローンよりも、消費者金融カードローンの金利は高く設定されています。

「『消費者金融会社』って、厳しい取り立てで世間を騒がせていたのでは?」「法外な利息を取られるかもしれない」と、ご心配な方もいらっしゃるかもしれません。

たしかに、以前は厳しい取り立てや高い金利の業者が見られ、大きな社会問題となったことがあります。
しかし、平成22年6月に法律が改正され、厳しい取り立てや法外な金利は厳しく規制されるようになりました。
現在の消費者金融カードローンは安心して利用できるものとなっています。

カードローンの審査手順

カードローンの審査に申し込みするには、

  • 店頭申し込み
  • 無人契約機で申し込み
  • 電話申し込み
  • インターネット申し込み

上記4つの方法があります。

カードローンの審査に申し込み方法

それぞれの申し込み方法にはメリット・デメリット両面ありますが、24時間365日申し込み可能で、一番時間のロスが少ない方法は「インターネット申し込み」となっています。

カードローンの審査では、氏名、住所、生年月日などの個人情報と、勤務年数、雇用形態、年収などの属性情報を記入します。

審査にかかる時間は短いもので30分、長いものでも3日以内には連絡が入ります。
アルバイトでも審査可能なカードローンも多く、申し込み要件は定期的かつ安定した収入があれば、それほど厳しくはありません。

カードローン返済のルール

カードローンを利用するには、専用のカードを利用してATMからお金を引き出すか、銀行口座への振り込みにより利用することができます。

返済について

返済時も同様で、専用のカードを利用してATMへ現金を預け入れるか、現金を返済用口座に振り込みする方法があります。

返済において注意が必要なことは、毎月1回は必ず返済を行う必要があるということです。毎月1回、必ず行わなければならない返済のことを「約定返済」といいます。
約定返済は、毎月決まった日(約定返済日)に指定口座から引き落とすことで返済することも可能です。この場合は、口座に残高がある限り、返済に遅れることがないので、延滞を防ぐ効果があるといえるでしょう。

カードローンの返済について詳しく知りたい方は、「実はたくさんあるカードローンの返済方法を全て教えます!」を参考にしてみてください。

カードローンとクレジッドカード(キャッシング)の違い

さて、それでは、どちらも同じようなカードですが、カードローンとクレジットカードでお金を借りることは、何が違うのでしょうか。実は、非常に大きな違いがあります。

下に、カードローンとクレジットカードの違いをまとめました。

カードローンとクレジッドカードの違い一覧表
名称 カードローン クレジットカード
取り扱い業者 銀行、消費者金融会社 クレジットカード会社、信販会社
利用目的 資金融資 ショッピング
貸付枠 大きい 小さい
(キャッシング枠の付帯が無ければ貸付機能無し)
詳細 ローンカードを使って、そのままショッピングすることはできません。
必ず現金を借り入れしてから利用する必要があります。
「キャッシング枠」を付帯することで融資を受けることは可能です。
しかし、あくまでもショッピングを目的としたものですので、カードローンに比べると少額です。

上記を一覧すれば分かるとおり、クレジットカードとカードローンにはさまざまな違いがあります。
金利でいえば、ほとんどのクレジットカードは100万円までのキャッシング利用する場合、法律の最大利率である18%に固定されています。一方、カードローンでは14%~15%で貸し出すところも珍しくありません。金利という面でいえば、カードローンのほうがお得となります。

1万円借りた場合の利息額のシミュレーション(12回払い)
金利 合計利息額 合計返済額
14.5% 800円 10,800円
18% 992円 10,992円

クレジットカードは原則的にショッピングを目的として利用するものですから、融資をご希望の方はカードローンを利用するようにしましょう。お金を借りる、返済をスムーズにするうえで、カードローンは充実したサービスが提供されています。

カードローンの注意点

カードローンの注意点

カードローンは非常に利便性が良く、借り入れ・返済しやすいという特徴があります。

しかし、利便性の良さゆえに、借り入れすることが癖にならないように注意が必要です。

また、ほとんどカードローンの返済方式は「リボルビング方式」となっています。
リボルビング方式とは、利用残高に応じた一定の金額を返済していく方式のことで、長期間借り入れしてしまうと、残高が減りにくいことがデメリットです。

ダラダラと借り入れしてしまうと、利息が高くついてしまう可能性があります。返せる余裕があるときに繰上げ返済を行い、利息を抑えるなど、返済にも工夫が必要です。

カードローンを上手く活用するためには、これらのポイントに注意を払いつつ、ご自身の返済能力を明確に把握しなければなりません。しっかりと目標の完済時期を決めて、見通しを立ててから利用するようにしましょう。

まとめ

お金に関する不安は、大きな精神的負担となります。
お金を借りずに経済的なピンチを解消できるなら問題はありませんが、解消できる手立てのない場合はカードローンを一時的に活用することも、一つの選択です。

返済計画を立てた上でカードローンを活用すれば、皆さんの心強い味方となってくれることでしょう。

執筆者情報

K&T FP事務所

はじめまして。当サイトの執筆を担当している「K&T FP事務所」と申します。どうぞよろしくお願いいたします。当サイトにおいて私は、「正しい情報を必要とする方のお手伝いをしたい」という思いで執筆しています。

カードローンやお金のことに悩んだら、プロに相談!

ご相談は、無料で受け付けております。
お問い合わせが多い場合は、返信が遅れることやお問い合わせ内容によっては返信が出来ない場合がございます。

お名前 
メールアドレス 
お問い合わせ内容
  • 貸金業法について
  • 消費行動診断・家計管理診断
  • 一般社団法人 全国銀行協会