スキルアップ記事
レバテックキャリアではIT・Web業界のエンジニア、デザイナーのスキルアップに役立つコンテンツをお届けいたします。
転職に役立つノウハウから、日々のスキルアップや業務で使える記事等幅広く掲載していきます。
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履歴書は職務経歴書と並び、転職活動で重要な書類です。そこで本記事では「履歴書の書き方」を総まとめしました。「エンジニアの履歴書はPCで」といった具体的な解説を、レバテックキャリアのキャリアアドバイザー・山田諒による監修の下、お伝えしていきます。エンジニア以外にも、転職をお考えの方はぜひ本記事をお役立てください。
履歴書は職務経歴書と並び、転職活動で重要な書類です。そこで本記事では「履歴書の書き方」を総まとめしました。
「エンジニアの履歴書はPCで」といった具体的な解説を、レバテックキャリアのキャリアアドバイザー・山田諒による監修の下、お伝えしていきます。エンジニア以外にも、転職をお考えの方はぜひ本記事をお役立てください。
また職務経歴書の書き方に関しては下記の記事で解説していますので、そちらも合わせてご覧ください。
プロが解説!SEの年収がUPする職務経歴書の書き方(フォーマット付き)
山田 諒(やまだ りょう)
人材育成会社を経てレバレジーズ株式会社へ入社。現在はレバテックキャリアのキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っている。
・「はじめての転職」を考える方の個別相談会
・ これから転職準備を始める方の個別相談会
・ 転職のタイミングや業界動向を知りたい方の相談会
まずは、履歴書と職務経歴書の違いについて山田に聞きました。「履歴書は氏名や年齢などの基本情報や学歴・職歴を大づかみするもので、職務経歴書は経験やスキルを詳細に見るもの」とのことです。
そう考えれば、エンジニアやクリエイターが職務経歴書を重視するのもうなずけます。けれども、採用担当者が先に見るのは履歴書だという点は忘れてはいけません。
「採用過程では通常、人事担当者が履歴書を確認したうえで現場担当者が職務経歴書を詳細に検討します。つまり、履歴書をいい加減に書いていると、そこで落とされてしまい、せっかくの職務経歴書を見てもらえないということも起こり得るわけです」(山田)
では、採用担当者の目に留まり、次のステップに進むためにはどうすればいいのでしょうか。
「履歴書はあくまで基本情報を大づかみするためのものなので、加点を狙うよりも、一般的な書式やルールを守り、“いかに失点を防ぐか”が重要になります」(山田)
以下、一般的な履歴書の書式とルールについて、書類全体で共通のものについて挙げておきます。
これに準じていれば自作でもかまいません。自由記述欄は、市販の履歴書では趣味や特技、通勤時間などに分かれていることもあります。
提出時はそれ以上折らず、B5もしくはA4のまま封筒に入れて提出するのが無難です。
エンジニアの場合は、履歴書をデータで提出することも多いので、Excelなどで作成するのがおすすめ。あらかじめ用意しておき、提出時に最新の状態に更新すると便利です。その際、すべてに目を通す癖をつけると、誤字脱字の防止にもなります。
履歴書に使う年号は、西暦でも和暦でもかまいませんが、近年では西暦が一般的になりつつあるようです。いずれを使うにしても、混在は避けましょう。また、数字表記は算用数字を使うのが一般的です。
履歴書のフォーマットは、インターネットで探すことも可能なので、自作する場合は参考にするといいでしょう。また、レバテックでも用意していますので、ぜひご利用ください。
履歴書のフォーマットをダウンロード。
ここから先は、山田の監修に基づく履歴書の実際の書き方を紹介していきます。
このブロックでは、氏名や住所などの基本的な属性情報を書きます。
・姓と名の間にはスペースを入れて読みやすくしましょう。
・読み方の表記は「ふりがな」なら平仮名、「フリガナ」なら片仮名にします。
・印鑑欄がある場合は、三文判でもいいので押しておきます。
・服装は基本的にはスーツ。
・髪型は清潔感のあるものにします。ヒゲは不可ではありませんが、これも清潔感を損なわないように気をつけましょう。
・スピード写真でもかまいませんが、履歴書のなかで自分の外見的な印象を伝える唯一の要素なので、写真店などで撮るのもおすすめです。
・面接などに持参する場合は、写真をデータに埋め込んだ状態でプリントアウトするのではなく、出力した履歴書に写真を貼付します。その際、はがれても困らないよう、写真の裏に氏名を書いておくとベストです。
・生年月日以外に、履歴書提出時での満年齢も記入します。
・マンションやアパートに住んでいる場合は建物名や部屋番号も正確に書きます。
・メールアドレスは、プライベートのものでもかまいません。ただし、いつでも連絡が取れることが必須なので、プロバイダ変更などで使えなくなるものよりは、ブラウザで使えるフリーメールがおすすめです。Gmailならビジネス用途でも問題ありません。
学歴・職歴を記入する際に注意すべきなのは、包み隠さずすべてを書くということです。採用担当者は、学歴や職歴の空白をしっかり見ています。疑問を抱かれないような書き方を心掛けましょう。
・学校名は略称ではなく正式名で書きます。また、大学なら学部と学科、専門学校なら専攻コースなども記入します。
・エンジニアなら高校卒業以降で十分です。ただし、職歴が少ないなど、スペースに余裕があるなら、小学校や中学校から書いてもかまいません。
・浪人や留年は記載する必要はありませんが、休学した場合は復学とセットで記載しておきます。
・エンジニアの場合、詳細な内容は職務経歴書があるため、履歴書の職歴は会社の正式名と支社名を書けば十分です。スペースに余裕があるなら、部署名などを記入するのも可。
・退職については「一身上の都合により」と書くのが一般的ですが、「会社業績不振による希望退職」「出産のため退職」などは記載します。また、記入時点で会社に所属している場合は、退社予定日を記入します。
・職歴の後に「現在に至る」と入れ、その次の行に右寄せで「以上」と入れます。
・派遣、フリーランス、アルバイト、無職などの期間がある場合は、以下のように記入するといいでしょう。
■派遣期間がある(派遣先が少ない)
派遣元と派遣先がわかるよう、期間とともに「(派遣元)会社より(派遣先)会社へ○○業務にて派遣」のような形で書く。
■派遣期間がある(派遣先が多い)
派遣元がわかるよう、期間とともに「(派遣元)会社に派遣登録し○○業務に従事」のような形で書く。
■フリーランス期間がある
期間とともに「個人事業主として活動」のような形で書く。
■アルバイト期間、短期職歴がある
基本的にはすべて記入する。アルバイトの場合は「会社名(アルバイト)」といった形で書く。
【「書類選考で落とされてばかり…」「書く内容に自信がない」とお悩みの方へ】
レバテックキャリアが採用担当者の目に留まる履歴書・職務経歴書のコツをアドバイスいたします
基本的に記載すべきではないものはありませんが、優先順位はつける方がいいでしょう。なにもない場合は空欄でかまいません。免許名や資格名は正式名称で書きます。
(1)応募する職種に関係の深いもの
業務と関連するものなら、過去に取得したものも記載しておくといいでしょう。また、クリエイター系なら、カラーコーディネーター検定試験などを記載するのも効果的です。
(2)取得レベルの高いもの
業務と直接の関連がなくても、一般的に取得レベルが高いとされているものは記載します。とくに、英検1級やTOEIC800点以上などはアピールになります。
(3)その他
自動車の普通免許のように汎用性の高いものは、業務と関係がなくても記載しておくといいでしょう。変わった資格を持っている場合も書いておくと、興味を持たれるきっかけになることがあります。
(4)ありふれた資格
あまりに簡単に取れるものの場合、減点されることはありませんが、効果はほとんどないので載せる必要はありません。
「基本情報」「学歴・職歴」「免許・資格」といった事実のみの項目と異なり、自由記述欄では、採用担当者は人柄や熱意といった面をチェックします。
市販の履歴書では、「志望動機」「趣味」「特技」「通勤時間」などに分かれている場合もありますが、「自由記述欄」「本人希望欄」のような形でまとまっているケースもあります。どの内容を書くかはケースバイケースですが、志望動機や自己PRは応募の熱意を伝えるアピールになります。
・志望しようと思った理由を、なるべく具体的に書きます。そうすることで、応募企業への興味を持っていること、業務内容を理解していることをアピールできます。
・応募企業にとって採用がメリットになることを伝えるため、これまでの自分の職務経験がどう生かせるのかに留意して書くといいでしょう。
・職務経歴書の自己PR欄は網羅的な内容になるため、履歴書の自己PRでは、応募企業に特化したものにします。記入欄が限られているので、簡潔にまとめるよう心掛けましょう。
・基本的に採用を左右することはありませんが、面接時に話題になることもあるので、記入欄がある場合は記入します。
・若手なら大学の専攻テーマやゼミの研究を挙げるのが無難。
・エンジニアの場合はプログラミング関係、クリエイターなら絵画や写真なども好印象が得られます。
・条件や待遇については、基本的に「貴社規定に従います」と記入します。とくにエージェントを通している場合は、条件のマッチングができている前提なので、細かい希望は出さない方が無難です。
・育児や親の介護などの事情がある場合のみ、「一身上の都合で転勤不可」のような形で記入します。
・通院時間や配偶者の有無などの欄がある場合があります。基本的に、記入欄があるときは書き、自由記述欄になっている場合は書かないというスタンスでいいでしょう。
レバテックキャリアのキャリアアドバイザーとして転職支援を行っている山田諒による監修のもと、履歴書の書き方について解説してきました。
職務経歴書同様、履歴書にも大切な役割があること、手を抜かず正直に事実を書くことが重要であることがおわかりいただけたと思います。
これを読めば、エンジニアに最適化された履歴書が書けるよう留意しましたが、マニュアルとしてカバーしきれないイレギュラーな事情もあると思います。
そんなときには、書き方のアドバイスや添削を通じて支援しますので、ぜひレバテックキャリアにご相談ください。
レバテックキャリアでは履歴書・職務経歴書のブラッシュアップだけでなく、面接対策や技術試験のアドバイスも行っています。転職活動を検討している・始められている方で「今のやり方に自信がない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
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