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本件の争点は、アマゾンが無断で配信停止にしたことが合法か否かという点に尽きます。
本稿ではそれについてまったく触れられていません。

10%読まれれば出版社に大きな金銭的メリットがあることは、既に公表されています。
「当てにしていた売上」をアマゾン側の一方的な判斷で取り上げられたのだから、出版社側としては面白くないのは当然でしょう。
それが契約違反であれば、とんでもない行為として非難されても仕方がない。

どうも、本稿や出版社側の対応を見ていると、一方的な配信停止は契約違反ではなさそうですね。

だとすれば、紙を人質に取られているとかプラットホームの方が強いとかいう漠然とした問題ではありません。

紙の本は、楽天ブックスでもヨドバシ・ドット・コムでも買うことができます。
アマゾンで買うことができなくなれば、出版社の盟友であるリアル書店の来店客が増えるかもしれません。

新聞やテレビと言った旧来型メディアが、明確な根拠を示さず、歩調を合わせてアマゾンを叩いているという印象しか受けないのは私だけでしょうか…?
コメントしました。補足しましょう。

まず、消費者が損をするかどうかは、私は断言できる能力はないので、論点の提示のみでした。ただ、「聴き放題・読み放題」にも象徴される情報爆発の中、世界的にコンテンツ産業の売上低下が続いてきたこと、その中で「プロのクリエイター」という存在が、その社会的意味が問われていることは事実でしょう。
次いで、法的問題。これは「配信停止が出来る契約かどうか」のほかに、2つポイントがあります。ひとつは、そうした契約があった場合、独禁法に違反する点はないか、です。この点は、先月の経産省「第四次産業革命」報告書が指摘するところで、最恵国条項でのアマゾンへの立入調査が記憶に新しいですね。
http://www.meti.go.jp/press/2016/09/20160915001/20160915001.html
もうひとつ、重要なのは、消費者に対して不当表示的ではなかったかという点でしょう。通常、読み放題は期待するコンテンツが多いかどうかで加入を決めます。よって、どこでも人気コンテンツを揃えようとする。それが1週間という短期で人気コンテンツから消え始め、2月で1割近く消えたとすれば、普通は景表法や不正競争防止法の違反を疑われます。
https://shimirubon.jp/columns/1674842
誤算があったという場合、「人気コンテンツ削除」がどの程度当初の想定に入っていたか、その程度が問われるでしょう。
プラットフォーム=流通が圧倒的な力を持ち、メーカー=出版が葛藤する典型パターンですが、マンガが主流という日本の特殊な書籍文化で電子書籍が市場として成長するかの重要局面。コンテンツ=作家とユーザ=読者がハッピーになる構造をぜひ作り出してほしい。
今回の一連の騒動についてとても分かり易く纏められています。必ずアマゾンが損をしない仕組みになっているはずだと思っていたのですが、「期間限定特別条件」が問題だったという事を理解しました。これは、出版社にとっては破格の条件。ただ、結局これも期間限定のボーナスみたいなものなので、講談社もこのボーナスが貰えない事とに対してというよりは今後も見据えてアマゾンの出版社に対する姿勢に業界リーダーとして抗議をする意味合いが強いという事ですね。
なるほどこういう背景だったのですね。それにしても日本では漫画が人気、なんてことは出版業界素人な私にも容易に想像できるのですが。
Huluとかでも同じこと起きてましたけどね。観れなくなった情報を出さないだけ。
ちなみにHuluで、新海誠監督の旧作ぜんぶ公開されてて、イッキ観したのは私だけではないはず。
決まり文句の消費者が損をするとなっています。
しかし本当にそうなのか考える良い機会です。
古典と呼ばれるものは時間をかけて生き残っています。書名で生き残る訳ではないのでしょう
なんにせよ、契約したユーザーからすれば、Kindleアンリミテッドが、まさかのKindleリミテッドだったという。ギャグみたいな話…
アマゾンほどの企業でもこれだけがっつりと「数字を読み違える」のですからね。未来は計算できないのです。失敗を恐れずにがんがんやりましょうw
プラットフォームビジネスでは、継続可能な形にビジネスを設計するのがキモですが、今回の場合、キャンペーンとしての期間限定の特別条件において、マンガなどの読まれる数を見誤ったということですね。これはあるあるで仕方ないか。。
日本放送協会(にっぽんほうそうきょうかい、英称:Japan Broadcasting Corporation)は、日本の公共放送を担う事業者。日本の放送法(昭和25年法律第132号)に基づいて設立された放送事業を行う特殊法人。総務省(旧・郵政省)が所管する。公式略称は「NIPPON HOSO KYOKAI」から「」と呼称・記される。 ウィキペディア
Amazon.com, Inc.(アマゾン・ドット・コム、ナスダック: AMZN)は、アメリカ合衆国・ワシントン州シアトルに本拠を構えるECサイト、Webサービス会社である。インターネット上の商取引の分野で初めて成功した企業の1つである。アレクサ・インターネット、A9.com、Internet Movie Database (IMDb) などを保有している。 ウィキペディア
時価総額
40.7 兆円

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