迷ったらこれがおすすめ! わかりやすい会計入門書5選
2016年10月18日
会計とは、事業の売上や経費、財産などの状況を表した損益計算書や貸借対照表の意味、また作成ルールのことです。会社の経営者や会社員などのビジネスパーソンにとって、会計は必要不可欠な知識だといわれています。また、NISAの導入や確定拠出年金制度の改正により個人による投資の機会が増える中、一般の人も勉強しておくと役に立つ知識でしょう。そこで、わかりやすい会計入門書を5つご紹介します。
「カラー版会計のことが面白いほどわかる本<会計の基本の基本編>」
この本は、「会計を勉強しなくてはいけないのだがどんな本を選んだらよいかわからない」と悩んでいる人におすすめです。会計は苦手だと感じている人でも気軽に読み進めることができるようにカラーの図がふんだんに取り入れられており、重要な部分に絞って書かれているため読みやすいのが特徴です。
会計入門書としては異例の販売部数を達成している人気の本ですので、これから会計を勉強してみようという人はまずこの本から読んでみるとよいでしょう。著者は天野敦之氏で、経営コンサルティング会社や証券会社投資部門での勤務経験があり、実践的な知識を伝えてくれます。出版社は中経出版です。
カラー版会計のことが面白いほどわかる本<会計の基本の基本編>「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学」
初版は2005年と古いですが、いまだに売れているベストセラーです。出版社は光文社、著者は公認会計士の山田真哉氏です。この本の特徴は、身近な事例を用いて会計に関する基礎を丁寧に伝えてくれることです。この本を読むことによって、数字ばかりでなじみのない会計の世界について、興味を持たせてくれるきっかけとなるでしょう。
細かい財務諸表の解説などはあまり書かれていませんが、会計の本質をわかりやすく理解できるため、他の入門書と合わせて読むとより効果的に会計の基礎が身につくでしょう。回転率や在庫、資金繰りといった会計に関係の深い経営に関する基礎知識も理解することができます。
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学「経理以外の人のための日本一やさしくて使える会計の本」
出版社はディスカヴァー携書、著書は久保憂希也氏のこの本は、タイトルの通り、会計処理をする経理以外の人に向けて書かれた書籍です。
経理以外の人は、会計を基礎から学ぶ機会に恵まれなかった人も多いはずです。ビジネスパーソンとして学ぶべきテーマだとわかっていても、なんとなく苦手意識があり勉強してこなかった人のことを考えて書かれている本ですので、経理以外の人が読んでもわかりやすい内容になっていることが特徴です。
この本を読めば、会計は決算書を作るためのルールというだけのものではなく、会社の利益を最大化するためのツールになることが理解できるようになるでしょう。
経理以外の人のための日本一やさしくて使える会計の本「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」
この本のおもしろさは、小説のように物語の進行とともに会計の基礎となる項目が説明されていくところです。ストーリーを追って読んでいくことで、自然に会計の基礎がわかってくる仕掛けになっていますので、入門書を読むことが苦手だという人でも無理なく読み進めることができるでしょう。
会社員だった主人公が遺言で倒産寸前の会社の社長に就任し、数々のトラブルに見舞われながら会計のプロのアドバイスを受けて会社を立て直していくストーリーは、会計入門書としてだけでなく、ビジネス書としてもおもしろく読むことができるはずです。出版社はPHP、著者は林總氏です。
餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?「改訂版 金持ち父さん貧乏父さん: アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」
金持ち父さんシリーズの第1弾としてタイトルを聞いたことがある人も多いでしょう。一般的には投資指南書として理解されていますが、会計の本質を理解することにも役立つ会計入門書としても使えます。出版社は筑摩書房、著者はロバート・キヨサキ氏、翻訳は白根美保子氏です。
高収入であるにもかかわらずいつもお金に苦しんでいた実の父を貧乏父さん、不動産投資を主とした実業家である友人の父を金持ち父さんと呼んでいる著者の語り口は、シンプルでわかりやすいです。実務的な決算書の読み方を理解することができる本です。会計の入門書として読んでみることをおすすめします。
改訂版金持ち父さん貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学会計入門書はスキルアップに役立つ
会計入門書を読むことはスキルアップにつながります。ご紹介した入門書はどれも読みやすいものばかりですので、まずこれらの書籍のうち「読みやすそうだ」と感じたものを選んで読んでみることをおすすめします。