人と差が付く! 起業するなら必ず読んでおきたい書籍まとめ

2016年10月13日

    

ERP   

人と差が付く!起業するなら必ず読んでおきたい書籍まとめ

起業して会社が10年存続する割合はわずか6%といわれています。30年存続する企業にいたっては全体のわずか0.03%です。高い志を持って独立を決意したにもかかわらず、これだけ多くの企業が消えていってしまうのはなぜでしょうか?

その理由はさまざまですが、成功している起業家にはそれなりの共通点があります。そしてその共通点を知り、考え方を学ぶことは起業や独立をする上で必ず役立つ知識になるはずです。今回は、これから起業する人にオススメな書籍を厳選しました。

ジェイ・エイブラハムの代表的著書
『ハイパワーマーケティング』

ジェイ・エイブラハムはアメリカNo.1の呼び声高いコンサルタントです。彼のコンサルティングの分野はマーケティングを主軸として、コピーライティングや経営など多岐に渡ります。そんな彼の代表作でもある『ハイパワーマーケティング』は、時代に関係なくビジネスを大きくして稼ぎ続ける力を身に着けたいのであれば読んでおくべき書籍です。

今現在、書店に行くとビジネス関連書籍は多数出版されていますが、それらの内容の元祖とも言うべき本です。すでに色んなビジネス書やマーケティング関連の書籍を読んでいるという人にとっては、確かに目新しい内容は少ないでしょう。それだけハイパワーマーケティングには当たり前のことが書いてあります。

しかし、その当たり前のことをするのが難しく、仕事で忙しくしていると当初のマーケティング戦略などが曖昧になってくる傾向にあります。そんな時に、自分の進むべき道を示してくれるのが本書です。しばしば難しすぎるといった評価を受ける本ですが、それだけどの業界にも通用する普遍的なマーケティング理論が体系的にまとめられているということです。マーケティングの教科書的な位置づけとして持っておくと良いでしょう。

リーダーに必要な統率力が身に着く世界的名著
『人を動かす』

会社をまとめ上げる経営者にとって、従業員の気持ちを汲み取り適切な仕事を割り当てて働きやすい環境を作ることは非常に重要な役割です。マーケティング能力や営業スキルも勿論必要ですが、会社のリーダーである社長に一番求められるスキルというのは、人を動かす力であるといっても過言ではありません。

D・カーネギーの著書『人を動かす』は世界的に読み継がれている名著です。自己啓発や起業などに関心のある人であれば一度は聞いたことのあるタイトルでしょう。タイトルの通り、本書の中では人を上手に動かす技術が記されています。

人を動かす技術というと洗脳的な悪いイメージを持つ人もいますが、本書で伝えたいことは「人に動いてもらうためには自分から動きたいと思わせることが大切だ」ということです。無理やり動かしたり、叱りつけたりして働かせたとしてもパフォーマンスは落ちるだけで生産的なことはできません。従業員がいない場合であっても、取引先との関係構築のためなどに役立つ書籍です。

現代ビジネスにおいて必須の知識が学べる
『ザ・ローンチ』

インターネットが普及した現代では、ビジネスやマーケティングの在り方も大きく変化しています。『ザ・ローンチ』では、日本ではまだまだ新しいプロダクトローンチという販売手法が徹底的に解説されています。

プロダクトローンチはインターネットを主に使い、短期間で爆発的な収益を上げる手法です。もう少し具体的にプロダクトローンチの販売手法をいうと、売り込みの前段階として商品に対する事前知識や価値観を与え、その準備が整った後に一気に商品を売り抜く手法です。

この手法は、アメリカではテレビショッピングなどを通して古くから行われていた手法ですが、現代の日本ではまだまだ本格的に実践している企業は多くありません。プロダクトローンチは小さな企業で資金力がなかったとしても大企業レベルの爆発的な収益を上げる可能性を秘めている販売手法ですので、これから起業をするという方は一読しておきたい書籍です。

ビジネス書は能動的に読む

ここで紹介した自己啓発書やビジネス書などを読むときには、受け身になって読むのではなく、自分の立場に置き換えて能動的に読まなくてはなりません。受け身の姿勢で読んでいるとなかなか腑に落ちないところも、自分の状況に置き換えて読み進めることで理解も深まります。良い本は読むだけで終わることなく、しっかりと自分の仕事に活かしていきたいですね。

ERP