医師は睡眠不足でメンタルヘルスにかかりやすい?
会社員の方の中には“残業続き”で睡眠不足という方もいるでしょう。
睡眠不足は「メンタルヘルス」の原因にもなり、あまり好ましくない状況ですよね。
ただ、特に睡眠不足でメンタルヘルスにかかりやすいといわれているのが、医師のようなんです。
◆医師が睡眠不足になる理由とは
医師は当直明けにそのまま病院での勤務になることもあるようで、連続で30時間の勤務となる医師も多いようなんです。
中には当直明けに続けて勤務し、日中に通常の業務をこなす医師もいます。そうすると連続して30時間以上勤務することもあり、このような生活を続けていれば当然のことながら健康にも影響が及びます。
そのまま睡眠不足が続き、医師自体がメンタルヘルスにかかるということもめずらしくないようです。
ミイラ取りがミイラになるとはこのことでしょうか?
◆睡眠不足はメンタルヘルスの原因にも
医師の中でも、特に研修医がメンタルヘルスを患ってしまうようです。
2008年に筑波大学の前野哲博教授らが発表した研究の中でも、研修を開始して2カ月後に抑うつ状態を呈した人は、全体の25.2%であったと報告しています。
また、前野教授は論文の中で、研修医は常に指導医に方針を決めてもらいながら業務に当たるため、自分の裁量でできる範囲が限られており、達成感が得られないことが特徴だと述べています。
医師も、きちんとストレスを解消するなどして、自分の体調をきちんと管理することが大事なんですね。
医師はまじめな方が多いようなので、“自分の体より患者の体調”という方も多いのでは?
医師なくしては患者を助けることができないので、きちんと体調管理はしておきたいですよね。
まとめ
いかがでしょうか。
意外にも医師が睡眠不足でメンタルヘルスにかかってしまうというケースも多いので、注意していただいたいものです。