「三春滝桜」で有名な、福島県三春町。
知らなければ辿り着くことはない、山の中に佇む「三春ハーブ花ガーデン」内にあるカフェ…
それが、FLATWHITE COFFEE FACTORY(フラットホワイトコーヒーファクトリー)です。
2016年9月にオープンしたばかりのここは、
・コーヒー (FLATWHITE COFFEE FAC.)
・ベーカリー (KERI KERI)
・スイーツ (ONE TREE HILL)
・インテリア (CRAFT TRADE SERVICE)
の、4つの人気専門店が集結した、とにかくおしゃれな空間。
それぞれの個性を大切にしながらも、ジャンルの違う4店が統一感を持ち、交わることで、
他では味わうことの出来ない「スペシャリティな空間」を演出しています。
今回は、この中のカフェ、FLATWHITE COFFE FACTORYについてご紹介します。
ここはロースタリーで、「焙煎」にこだわり、作られたお店。
30分もあれば、自分好みにオーダーした焙煎の味を体験することができます。
『珈琲で東北を元気に!タリーズ創業者が語る熱き想い』
店名でもある「フラットホワイト」は、オーストラリアやニュージーランドで最も愛飲されているコーヒーの飲み方の名称です。
カフェラテよりもコーヒーの分量が少し多く、コーヒー本来の風味をしっかりと味わえます。
そんな、「ニュージーランド風のエスプレッソをもとにしたコーヒー」と、
今流行りの、煎りたての豆をお客様の目の前でドリップして淹れる「サードウェーブコーヒー」のミックスが、
お店のコンセプトだそうです。
こちらは、FLATWHITE COFFEE FACTORY オーナーバリスタのミッキーさん。
実はミッキーさん、
日本でも有名な、アメリカシアトル発のコーヒーチェーン「タリーズコーヒー」の第一号店を日本にオープンされた、
知る人ぞ知る有名人なんです。その後ニュージーランドで飲食店を経営。
そんな素敵な方が東日本大震災をきっかけに、「珈琲で東北を元気に!」という想いのもと、
東北のへそである仙台に、1号店であるカフェ「FLATWHITE COFFE FACTORY(フラットホワイトファクトリー)」をオープン。
その後、2号店は、バリスタが一杯一杯お客様の好みの淹れ方で提供する「コーヒーバー」を仙台に。
そして今回、3号店として、三春の「ロースタリー」をオープンされました。
ここでは、焙煎する豆を選べるのはもちろんのこと、「焙煎方法」まで選択することが出来ます。
その方法は、「直火」と「半熱風」の2種類。
「直火」は、焼き鳥やバーベキューのイメージで、直接豆に火を当てます。
煎り終わりの豆の色が、1番濃くなる方法で、メリハリのある風味をつくり出すことが出来ます。
「半熱風」は、フライパンで焼き鳥を焼くイメージで、直接豆に火を当てずに鉄板を通します。
豆への熱の供給が比較的均一で、安定した焙煎を行うことが可能です。
と、分かりやすく説明してくださいました。
ちなみに、店内で販売されている豆はこの写真の焙煎機を使用し、「熱風」で焙煎されているそう。
機械に大きなヒーターがついていて、焙煎釜に熱風を送り込んで豆を焙煎しています。
「もちろん、選ぶ豆によって『この豆なら焙煎は、この方法がいい』、『これは深煎り、こっちは浅煎りがいい』等はあるので、店内で売っている豆は、そういった基準で焙煎しています。
でも、コーヒーも嗜好品ですから。
フルーティな豆を深煎りで飲みたい方もいらっしゃれば、その逆の方もいらっしゃいます。
それは、焼き鳥でタレがいいとか塩がいいとか、そんな感覚と一緒で、個人の好みで選んでいいんですよね。」
と、笑顔で話してくださるミッキーさん。
そんな、好みのオーダーを可能にした、福島のロースタリー「FLATWHITE COFFE FACTORY(フラットホワイトコーヒーファクトリー)」に、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
FLATWHITE COFFE FACTORY
■福島県田村郡三春町斎藤仁井道348-4
■営業日:月・水・金・土・日 10:00~17:00
■定休日:火・祝日の場合翌日
■サイト:公式
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