基本料金0円!?「Looopでんき」料金&プランを徹底解説!
基本料金0円!?驚きの電気料金プランがLooopでんきから発表されています。基本料金がないなら、代わりに電力量料金が高くなるのでは?どんな人がお得になるの?疑問を解消するべく、Looopでんきの特徴と電気料金プランを徹底解説します!
基本料金を0円にできる理由は固定費が少ないから
Looopでんきに基本料金が存在しない理由は、原子力発電所のような大規模発電施設を保有していないために固定費用が抑えられているのだそうです。大規模発電所を持たないと言っても、Looopの電気は卸売と契約発電所から仕入れているので供給力は安定しています。
基本料金0円は期間限定? →→ 無期限延長決定!!(5/31)
Looopのおうちプラン基本料金0円は5月末まで申込んだ人限定の加入オプションのような存在でしたが、なんとこの度!基本料金0円無期限延長が発表されたのです!!
2016年5月の発表によると基本料金0円というコンセプトが非常に高い人気を持ち、使った電気の料金だけお支払いというシンプルな料金体系が節電に繋がるという考えを実現化できると判断されたとのこと。
もちろん再び期限が設けられる可能性もありますが、焦って電力会社を決める必要はなくなります。Looopでんきについて、じっくりと納得できるまで検討してください!
Looopでんきでお得になる人の特徴
Looopでんきには他の電力会社には見られない特徴があり、電気を契約しているほとんどの人が電気代を削減できるチャンスを生んでいます。特に契約アンペア数が大きく基本料金が高い人には大きなメリットがあるんです!
Looopでんき「おうちプラン」の特徴
- 基本料金ゼロ! シンプルな料金体系が分かりやすくて安心
- 電気の単価が変動しない! 時間帯や電力使用量によって価格が変わらないので分かりやすい
- 電力小売の実績あり! 企業や公共施設への電力供給で実績をもつプロの安心感
- 環境に優しい! 再生可能エネルギー発電を得意とするLooopの持ち味を発揮
- 契約期間中の解約金が発生しない! 解約手数料や違約金の一切が請求されない、将来の安心感
Looopと再生可能エネルギー
Looopは元々、DIYで組み立てられる自作太陽光発電システムの「MY発電所キット」シリーズを販売してきました。2015年に電力小売事業を始めてからは高圧・特別高圧を中心に電力の供給を行い、電力会社としての実績を着実に重ねてきています。
始まりは震災の復興支援から
Looopは東日本大震災後のひと月後、2011年4月に設立された会社です。宮城県石巻市に太陽光発電システムを無償設置したことにはじまり、震災被害地への支援に太陽光発電を活用してきました。
その後、太陽光発電システムで作られた電気を電力会社が固定価格で買い取るFITという制度が開始されるにあたり、施工店の手を必要とせずにDIYで太陽光発電所を組み立てられる「MY発電所キット」を売り出して国内1,400件以上への設置を達成しています。
つまりLooopは再生可能エネルギーに力を入れている企業ということもあり、環境に優しい電気を使いたい方にもピッタリの新電力です!
供給電力の約1/4が再生エネルギー!環境にやさしい新電力
Looopでんきで供給される電力は約1/4が再生可能エネルギーで発電されたものです。関東・中部・関西と広いエリアに電力を供給する新電力で、これだけの再生可能エネルギー発電を利用している事業者は珍しく、これこそLooopの最大アピールポイントと言えるかもしれません。
再エネ電力を広範囲のエリアへ供給
電力自由化で再エネの電気が使えるとは言うものの、一体それはどこの電力会社の話だと思っていた方も居られるでしょう。また電力会社はあるものの、地方自治体が作る地産地消の新電力などで、自分の居住エリアは対象外ということも多いんですよね!Looopでんきの存在で、再生エネルギーの電気がもっと身近になると言えるでしょう!
太陽光を中心に風力・水力にも!お手頃価格で電力を販売
風力・水力も視野に入れて活動を広げているLooopは、日本の自然エネルギーにおけるリーディングカンパニーの1つとも言えるでしょう。
そのLooopが今回売り出す電気は再生可能エネルギーが多めの構成にしつつ、基本料金が0円・電力量料金26円と、実用性のある価格設定になっています。
基本料金も最低料金もない新電気料金プラン
東京電力などアンペア制が採用される地域なら、電気には基本料金がつきものだというイメージが強いですよね。関西電力などの一部エリアには基本料金はありませんが、毎月373円73銭(関西電力 従量電灯A)の最低料金が電気代に含まれています。
Looopでんきには基本料金も最低料金も存在せず、使った分だけの電気料金と再エネ割賦金、燃料費調整額といった従量料金が請求されるんです!
1kWh26円で変動なし!自由な時間に電気を使える
電気料金の単価といえば、ひと月の電気使用量によって3段階に価格が上昇していく三段階料金制度や、電気を使った時間帯によって価格が変動する時間帯別電灯などプランによって様々な変化がありますよね。
Looopでんきの電気料金プランは、時間帯や電気使用量に関わらず電気の価格が一定です。1段料金制度ということになりますね!
関西エリア価格改定!1kWh25円でますますお得…!!(5/31)
2016年5月末に発表された価格改定により、関西エリアユーザーのおうちプラン電力量料金が1kWhあたり25円となりました!まるっと1円の値下げとは太っ腹ですよね。この単価は新規加入者はもちろん、既に契約済みの関西エリアユーザーの方にも自動的に適用されます。
基本料金0円で電気代にはどんな影響が?
これまで電気料金には必ず含まれていた基本料金がなくなり、電力量料金がずっと26円(25円)となるLooopでんきのおうちプラン。他の電力会社にも見られないこの特徴で、電気料金はどのように変化するでしょうか?
契約アンペア数が大きいほど影響が大きい
アンペア制度を採用している地域では、電気料金の基本料は契約アンペア数に応じて決定されます。アンペア数が少ないほど基本料金が安く、大きいほど高くなります。
この基本料金が0円になるということは、電気を多く使う家庭にとって経済的メリットが大きくなるということです。
また、契約するにあたって契約容量に厳しい制限などは設けられていません。東京電力・中部電力の従量電灯A・Bで10A〜60Aの電気を契約していた方、そして関西電力の従量電灯Aに契約していた方はLooopのおうちプランを要チェックです!
おうちプランへの申し込みはインターネットで
Looopでんきの電気料金プランを契約するには、WEBからの申し込みがが必要です。もちろん、カスタマーセンターの電話窓口も用意されていますよ!
契約期間は1年、解約費用はゼロ円!
Looopでんきの基本料金が0円で、申し込み期間によって適用が限定される事を冒頭でお伝えしました。6月以降にLooopでんきへ申し込んだユーザーの基本料金は発表されていません。
将来的に基本料金の変更があり得るのか、それとも今申し込んだら基本料金0円がずっと維持されるのか気になるところではありませんか?
もし基本料金0円期間に上限が設定されるなら、ギリギリまで基本料金をお得にしつつ他の電力会社に乗り換えたいと思いますよね。
実は、Looopでんきならコスト不要で次の乗り換えが可能なんです!
電力会社にも最低契約期間があります。その期間中に電気料金プランの解約や電力会社を乗り換えるなどがあれば、解約違約金や契約解除手数料が請求されることが多いのです。
Looopでんきの場合、いつでも解約費用が0円なので電力会社を変更するタイミングに悩まされることもありません。電力自由化で最初に乗り換える電力会社としてもピッタリなのではないでしょうか!
Looopでんきの供給エリア
電力自由化スタート直後のLooopでんきは関東エリア・中部エリア・関西エリアの家庭に向けて電力供給を行いますが、将来的には全国に向けてエリア拡大を予定しているとのことです。高圧・特別高圧ではもう少し広い範囲に電力を供給しているので、ひょっとすると…?
支払いはクレジットカードに限定
これまで電気代を振り込みやコンビニで支払ってきた人が新電力と契約するなら、支払い方法にも注意してください。全ての電力会社ではありませんが支払い方法がクレジットカードのみに限定されていることが多く、デビットカードも使えません。
Looopでんきの支払い方法もクレジットカード限定なので、使えるカードをあらかじめ用意しておきましょう!
基本料金0円であなたの電気はお得になる?シミュレーションでチェック!
Looopでんきの基本料金0円は他の電力会社にはない特徴です!これがあなたの電気料金にどのような影響を与えるかをぜひシミュレーションしてみましょう。
2016/6/1追記:Looopでんきは、基本料金0円に関して5/31以降も継続することを発表しました!当面の間は、基本料金0円でのサービスを継続しますよ。この機会を逃す手はないです!!