22日、迷彩服のサンタさん、聖歌隊10名、ピエロ7名そして楽隊5名が米海軍第七艦隊母港の横須賀市内5か所にて、米軍のためのクリスマス「思いやり」募金を行いました。![aDSC_0157]()
―― サンタさん、メリークリスマス!
サンタ: ホーホーホー!メーリークリスマス!
―― なぜ米軍のためにこの募金活動をしていますか?
サンタ: 日本の納税者は、米兵の生活を支援するために米兵一人当たり年間1、500万円を負担していますが、まだまだ米兵の生活は大変みたいですね。困った人たちを思いやるのはクリスマス精神ですよね。
―― 本当に米軍のために?!
サンタ: ホーホーホー!その通りです。しかし、今回は米軍がこの100年以上東アジア、東南アジアで何をしてきているかその事実を市民にしっかりアピールして説明して献金をしてもらっています。
―― たとえば何を説明していますか?
サンタ: 先ず、フィリピンで1899年から4年間で米軍が米比戦争でフィリピンの民間人100万人を殺
しました。ベトナム戦争で40万人ぐらいの民間人が亡くなりましたし、1961年から1971年まで米軍が8千万リットルの枯葉剤を散布して40万人のベトナム人の犠牲者と50万人の先天性疾患の子供達が生まれ犠牲となりました。イラクでイラク民間人の死者は少なくみても10万人で、親を失った孤児は50万人ぐらいになります。しかし、そのおかげで米軍が石油をゲットしてくれた!ホーホーホー。
―― 募金はどのくらい集まりましたか?
サンタ: それは映画を見れば分かる。ホーホーホー
―― でもいくらか集まりましたよね。
サンタ: 最初は少し集まりましたが、「米軍の空爆」や「侵略行為」や「虐殺行為による犠牲者」の写真のポスターを見て市民がこの募金活動はそれらの「犠牲者」のためだと思っていたらしい。
そして、ピエロがこの募金は「被害者」のためではなく、「加害者」の米軍のための募金ですよと説明すると募金は一切入らなくなりました。
―― 集まった募金をどうしますか?
サンタ: 募金を受け入れる米軍の窓口をまず探さないといけないですね。
―― もし米軍が「募金は要らない」と言ったらどうしますか?
サンタ: いつも大変だと言っているが、もし米軍が受け入れてくれないなら、「日本防衛省」か「外務省」に持って行かないといけないですね。
―― 持って行ってどうしますか?
サンタ: 聖歌隊、ピエロ、楽隊と私サンタが、一日頑張ってもっと集まるかと期待していたけれ
ど、「米軍が本当は何をやっているか」の事実を知って、「期待」に反してこれだけしか集まらなかったと説明します。
―― それも楽しみですね。
サンタ: サンキューサンキュー!ホーホーホー!メリークリスマス!