困ったときに助けてくれるフリーランス向けの書籍
必須の知識を身につけよう!フリーランスになる前&なった後に読んでおきたい書籍10選
会社員とフリーランスは働き方が異なるだけでなく、仕事の請け負い方、税金、保険など、さまざまな面に違いがあります。
独立してからつまずくこともあるでしょうし、誰に聞いていいか分からず立ち止まってしまうこともあるでしょう。そんなときに心強い味方となってくれるのが、フリーランス向けの書籍です。
そこで今回は、独立開業する前に読んでおきたい本と、独立開業した後に読んでおきたい書籍を厳選して10冊ご紹介します。
フリーランスとして長く食べていくために、フリーランスとしての働き方や税金・保険の知識を身につけておきましょう。
フリーランスになる前に読んでおきたい書籍
勢いでフリーランスになって失敗しないために、開業する前に読んでおきたい本を3冊ご紹介したいと思います。
開業の仕方、計画、税金・保険周りのことを解説しているので、これからフリーランスになる方はぜひ読んでみてください。
オールカラー 個人事業の始め方
http://www.amazon.co.jp/
個人事業主として開業する前にしておくべきこと、スタート時にするべきこと、事業を運営するポイントなどをレクチャーしてくれます。
フリーランスが開業するにあたって知っておくべき基本事項が書かれているので、開業の参考になるでしょう。
フリーランスの教科書
税理士と社会労務士が税金、保険、年金、契約、法人化について教えてくれます。
独立開業すれば否が応でも税金や保険について自分で考えなければならないので、フリーランスになる前に読んでおくことをおすすめします。
はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術
100万部以上を売り上げたベストセラービジネス書の日本語訳版で、スモールビジネスに関心がある方向けの著書です。
目標設定、組織戦略、人材戦略といった具体的な起業のノウハウを解説しており、開業を考えているフリーランスにとっても参考になる内容となっています。
フリーランスになりたてのころに読んでおきたい書籍
フリーランス1年目は初めてのことばかりなので、分からないことや疑問に数多くぶつかるかと思います。
最初のスタートでつまずくと後々の仕事にも影響しかねないので、フリーランスになりたてだからこそ読んでおきたい本を3冊ご紹介します。
起業1年目の教科書
http://www.amazon.co.jp/
独立開業すると早く事業を軌道に乗せたいという気持ちから、焦ったり不安になったりするかと思います。
本書は、成功する人は大きなチャレンジで勝ちを得るのではなく、コツコツと積み上げることが大きな目標に到達する道であるということを教えてくれます。
今できる小さなことをすることが成功へとつながるので、資金、人脈、スキル、経験を持っていなくて焦りや不安に感じたときに読みたい本です。
デザイナーとして起業した(い)君へ。成功するためのアドバイス
http://www.amazon.co.jp/
著者のデイビッド・エイリー氏はフリーランスのグラフィックデザイナーで、運営する3つのブログに寄せられたフリーランスに関する質問に対し、自らのフリーランス経験に基づいて回答しています。
成功するためのプラン、自分自身売り込み方、価格の設定、契約条件など、フリーランスになりたての人が知りたいであろう話題が盛りだくさんです。
著作権で迷った時に開く本 Q&A イラストレーターのための法律相談
http://www.amazon.co.jp/
イラストレイターやデザイナーにとって、著作権は仕事に大きく関係してきます。
著作権は知らないでは済まされないですし、フリーランスは責任が全て自分にかかってくるので、著作権の知識は早めに学んでおくべきです。
イラストレイターやデザイナーだけでなく、ライターやフォトグラファーなど、何らかの著作物を生み出すフリーランスとして仕事をするならば著作権を学んでおきましょう。
税金関係
会社勤めをしているときは会社が確定申告や保険を処理してくれていましたが、フリーランスになったら自分でしなければいけなくなります。
経費の計上、仕訳、青色申告の仕方など、税金関係の書籍を4冊ご紹介します。
フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
前職はプログラマー、現在はフリーランスのライター、イラストレイターとして活躍するきたみ りゅうじ氏による著書です。
著者が税理士に税金について質問する対話形式の本で、フリーランスが抱くであろう税金関係の疑問に税理士がひとつひとつ答えてくれます。
青色申告や消費税など、フリーランスが知っておくべき税金関係の知識を教えてくれるので、フリーランス1年目に読んでおきたい本です。
経費で落ちるレシート・落ちないレシート
http://www.amazon.co.jp/
公認会計士・税理士が、経費処理に関する基礎知識、経費として落とせるレシートとそうでないレシートの判断基準を教えてくれます。
経費として落とせるのに計上しないのは損ですし、経費でないのに計上すると脱税とされてしまうので、経費の正しい知識を知っておきましょう。
最新 知りたいことがパッとわかる勘定科目と仕訳が見つかる本
http://www.amazon.co.jp/
Excelなどで帳簿付けするにしても、会計ソフトを使うにしても、勘定科目が分からないと仕訳ができません。
本書は逆引きで勘定科目が探せるので、帳簿付けをする際に非常に役立ちます。
プライベート用のクレジットカードを事業用に利用したときなど、フリーランスが迷うであろう仕訳のケースを解説しているので、手元に置いておきたい一冊です。
フリーランス・個人事業の青色申告スタートブック
http://www.amazon.co.jp/
フリーランスが一人で青色申告ができるように、確定申告書類の作り方をひとつひとつレクチャーしてくれます。
税理士に任せると費用がかかるので、余裕ができるまでは自分で確定申告書類を作って節約したい…という方はぜひ参考にしてください。
まとめ
会社員時代は困ったことがあれば上司や同僚に相談できますが、フリーランスになると相談できる相手がいないのが悩みとなります。
フリーランスの悩みに答えている本はたくさんあるので、悩んだときにはそれに関する書籍を探してみるのもひとつの解決方法です。
税金や保険、著作権などは正しい知識を持っていないと損をしたり、トラブルに発展したりすることもあるので、自分で自分を守るために本で知識を身につけておきましょう。
フリーランス(個人事業主)とは、特定の企業・...