IT企業の入社式--「デジタルネイティブ」への期待

山田竜司 (編集部) 2016年04月01日 13時57分

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 多くの企業が4月1日に新入社員を迎える。入社式の社長訓示は、企業を取り巻く状況や事業戦略などを示すものだ。2016年は、新入社員が生まれたときからITに触れて育ったデジタルネイティブであることに言及するとともにビジネス環境のグローバル展開、デジタル化などに触れている。

NTTデータ 代表取締役社長 岩本敏男氏


NTTデータ代表取締役社長 岩本敏男氏

 昨今、グローバル化の波は留まることなく進み、世界は多様な価値観が密接に入り組み、互いに影響を与え合うようになっています。ITの進化は「デジタル」と呼ばれる新たな世界をもたらし、あらゆる人、もの、全てが瞬時に結びつくようになりました。その結果、世界の距離がかつてないほどに縮まると同時に、従来の産業構造や世の中の仕組みも大きく変わろうとしています。

 このような時代において、私たちがお客さまに選ばれ、社会から必要とされる企業であり続けるためには、期待通りのニーズを満たすだけでなく、お客さまや社会の思いをかたちにする新たな価値を創造することが求められます。これまでもNTTデータグループは「Global IT Innovator」というグループビジョンを掲げ、世の中の新しい流れを洞察し、社会情勢や技術の変化をチャンスとして捉えることで、大きな変化をもたらすイノベーターとしての役割を担ってきましたが、その役割は今後ますます重要になってきます。

 例えば、日本だけ見ても、2016年はマイナンバー制度や電力小売り自由化の開始など、社会の仕組みに大きな変化が起こる一年です。これらの変化に対して、ITは必要不可欠であり、長きにわたって社会をITで支えてきたNTTデータグループにとって、変革と成長に貢献できる機会だと考えています。

 皆さんも本日から、「Global IT Innovator」であるNTTデータグループの一員になります。時代の変化に臆することなく、今皆さんが抱いている志を胸に、情報技術を使ったビジネスの創造を通じて、日本そして世界のビジネスパートナーとして、社会の発展に貢献していってください。

 最後に、皆さんに私の信条である「真実一路」という言葉を贈りたいと思います。これは、自ら正しいと信じる道を貫き通す、という言葉です。今、自分は何をすべきかを必死になって考える。書物や歴史、先輩や同僚から学び、また自分自身で一生懸命考える。そうして自分のやるべきこと、正しいと信じられる道が見えれば、たとえ周りの人に反対されたとしても、その道がいばらの道であったとしても、それを信じて突き進んでいくことで、必ずや目標を達成することができる、私はそう信じています。そして皆さんにもそうあってほしいと願っています。一人の人間として何をすべきなのか、どのような人生を送って自己実現を果たしていきたいのか、ぜひ考え続けてください。

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