19日深夜放送の「有吉ジャポン」（TBS系）で、「ステーキけん」を運営するエムグラントフードサービス代表取締役社長の井戸実氏が、社員に横領された過去を明かした。

番組では「成り上がり社長を悩ませた社員は？」と題しトークが展開された。井戸氏は「1番ダメな奴（社員）は、お金を横領するやつがいるんです」と言い、共演者を驚かせる。

井戸氏は過去最大の横領の例を語りだした。かつて100人程度をまとめて採用しようとした際、会場にモヒカンで顔に傷がある、明らかに異彩を放つ人物がいたという。井戸氏はその人物が「光って見えた」そうで、元暴走族だと話すその人物を採用し、店を任せたとか。

ところが、社員となったその人物は、店の資金を400万円も横領したのだそう。しかし400万円を返すよう言っても応じず、井戸氏は、社員の母親に会ったという。すると、母親も紫色のスーツを着た「そのままのお母さん」で、井戸氏が詰め寄ると、母親は「知らねぇ、そんなもん！」と言い放ったということだ。

このエピソードに、話を聞いていた平成ノブシコブシ・吉村崇が「社長、まったく見る目無いじゃないですか！ 大丈夫ですか!?」とツッコミを入れ、大きな笑いを誘うと、井戸氏は苦笑いでその場をやり過ごした。

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