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テクノロジー

半田ごて不要で電子部品を基板に電気・機械的に固定できる接着剤 39

ストーリー by hylom
付け直しとかはできるのだろうか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

電子工作未経験者や初心者にとっては半田付けは非常に面倒臭い作業のようだが、半田ごて不要、加熱することなしに電子部品を電気・機械的に固定できる接着剤が開発されたそうだ(TechCrunch)。

この「MesoGlue」という接着剤は、部品に塗って軽く圧力をかけるだけで強力に接着が可能。銀ベースのものと銅ベースものがあり、それぞれ必要な圧力は異なるもののともに室温で利用できるという。

既存の半田付けの代替のほか、熱伝導性の高さからCPUにヒートシンクを貼り付けるといった用途にも利用できるようだ。

  • by chi (11062) on 2016年01月13日 14時59分 (#2948596) 日記

    あの匂いが再現されているとやばい。

    ここに返信
    • ビニール袋に入れてスーハースーハー
    • by Anonymous Coward

      半田+匂いで思い出したのは先輩のコワい話。
      「徹夜でウトウトしながら半田付けしてて旨そうな匂いがしたんだ。
      ああ焼肉喰いてぇと思ったら親指が焼肉になってた。」
      いやガセだとは思うが。

      #余談:手半田経験者の見分け方。
      #冷たい半田ゴテをひょいと当てるともの凄い勢いで手を引っ込めるぞ。

  • 剥がすときはどうするの?
    ハンダなら溶かして振り回せば(振り回していけません)パーツを取る事もできるのだが^^;
    --

    ------------
    惑星ケイロンまであと何マイル?
    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2016年01月13日 15時12分 (#2948609)

    リフローが要らなくなるとかなりのアドバンテージだと思う。
    最近はどうか知らんけど、昔はリフローでの故障率を下げるために部品の配置に結構制約があったりした。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      BGA付けられるとうれしい

  • by Anonymous Coward on 2016年01月13日 15時12分 (#2948610)

    携帯端末の厚さが7㎜以下とかだからイヤホンのプラグなんて
    今より小さくなってくれなきゃいけない。

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  • by Anonymous Coward on 2016年01月13日 15時20分 (#2948611)

    具体的にはどう使うのだろう。

    ヒートシンクの方はわかる。圧力かければいいんだから。
    基板の方は、今のように穴に通す形でなく、基盤の配線に押し付けて接着するのかな。
    今の半田と同じ使い方とは思えないのだけど。

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  • by Anonymous Coward on 2016年01月13日 15時22分 (#2948613)

    やはり味噌最強伝説は真実だったか

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2016年01月13日 15時23分 (#2948614)
    だってこの接着剤、めそ・・・
    ああ!ゲフ、ゲフフン、なんでもない!
    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      伝説の青いひげ懐かしいな

  • by Anonymous Coward on 2016年01月13日 18時13分 (#2948714)

    この解説 [technabob.com]を見ると、
    接着する2つの物体の表面にあらかじめ櫛状のナノ構造をもった金属コーティングを形成しておく必要があるように見える。
    そして一方にインジウム、他方にガリウムを塗布してして押し付けると接触面で合金が形成されて固まると。

    なんか普通の接着剤のような「塗って張り付けて終わり」という使い方をするもんではないということなのか。
    貼りつけるものの表面に「まずナノ構造のとげとげ表面を持った金属層を形成して」というんでは、とてもお手軽とは言えないし、
    従来のはんだ付けの代替にはならないように思えるが、何か私が勘違いしているのだろうか。

    ここに返信
    • その金属層の形成ってのが、何らかの溶剤に混ぜた棘を塗ることで実現できるのでは?
      メリットとしては量産でリフローが不要になり、この素材のコストによってはコストダウンできることかと想像しますが。

      • by Anonymous Coward

        塗るだけで基板の金属面に強固に食いつく金属層を形成できるものがあるなら、
        そもそもナノ構造形成とか必要なくて、それ塗って部品を張り付けるだけでいいはずだ。

    • by Anonymous Coward

      斜め蒸着した金属ナノロッド表面が必要みたいだね。
      事前に蒸着が必要なので、基板と部品を予め加工しとかないといけない。
      基板は予め加工してばら撒いておけばいいけど、部品の方は他社製品を一つ一つ加工するか蒸着技術を提供しなきゃいけないので難しそう。

      異種金属をくっ付けてアニールや摩擦で合金化するのは金属加工では良くあるけど、ナノ構造化して表面積を増やして拡散速度を急激に上げるっていう発想は面白い。

      • by Anonymous Coward

        やっぱりそういうことなんですかね。

        TechCrunchの記事でもホビーの電子工作をお手軽にする革命的な技術、みたいなことを書かれていますが、
        記事書いた人物もよくわかっていなかったということなんでしょうか。
        「MesoGlueは熱を必要としない。」「ハンダごてなどは必要ない。」といっても、
        蒸着工程の方が半田と半田ゴテよりよっぽど大事で面倒やがな。

        蒸着加工した基板や部品は、表面のナノ構造が壊れやすいので、
        そのままホビー工作用部品として出回るということは無いだろうしなぁ。

  • by Anonymous Coward on 2016年01月13日 18時44分 (#2948733)

    固まって取り出せなくなる予感

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2016年01月13日 19時02分 (#2948747)

    金属が主体のようだから低抵抗ならうれしいかも。

    ちなみに従来からあるのはこんなの
    http://www.fkkasei.co.jp/business/product/dotite/01.html [fkkasei.co.jp]
    かなり用途を選ぶけど熱に弱い素子には便利です。

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2016年01月13日 19時07分 (#2948749)

    使おうと思った時には
    基板/部品が酸化してて駄目になってたりして
    真空パック必須?
    (基板も)

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2016年01月13日 19時49分 (#2948762)

    ざっと見ただけだけど、値段が書いてなかった。
    オレの場合は、1年で1キロ以上ハンダを使うから
    コストが重要になる。

    それとある程度強度が必要な箇所もある。

    気になるのは、表面実装部品の細かなピッチが
    ブリッジしないで、きちんと接着できるか?
    0.4mmがうまくできるなら使ってみたい。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      そもそもホビーの電子工作に使えるようなものではない。TechCrunchの記事やタレコミは大きな勘違いをしている。

      容器に入っていて塗りつける接着のようなものが存在するわけではなく、これは接着技術
      この技術をつかって基板に取り付けたい部品があるなら、
      それらをこの会社に持ち込んで表面加工してもらわなければならない [mesoglue.com]。

      We currently offer coating of two joining surfaces at our state of the art processing facility.
      Items of up to approximately 1 cubic foot can be accommodated.

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※ただしPHPを除く -- あるAdmin

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