記事書きかけで飽きて放置してしまっていたのですが、もったいないので公開しておきます。
勢いで書きなぐって下書きに放置してあったのをほとんど読み返さずに公開しますので、誤字脱字や論理の飛躍、意味不明な部分も有るかもしれませんが、ご了承ください。
それでは本文スタート。
以下本文
みなさん、アフィリエイト戦記読んでますか?
そりゃ読んでますよね。
毎回濃いノウハウの詰まった記事を惜しげもなく公開してくださっているので、皆さん更新をまだかまだかといつも待っているでしょう。僕もその一人です。
今回公開された記事「Googleに好まれる記事の品質まとめ。実体験ベースでの話がメインです。」も多くの人に新しい気付きや「そうそう、同じことで悩んでいるんだよ」という共感を与えてくれる素晴らしい記事でした。
普段なら、twitterで共有して、ちょっと意見を書いて「あーいい記事だった」で終了なのですが、今回はこれがきっかけで思ったことがあるので、僭越ながらブログに書かせていただこうと思った次第です。
結論から書いてしまうと「機械的なルーチン作業で考えてはダメ」「キーワードの階層構造を意識しろ」の2点に集約されます。
以下、詳しく説明していきます。
サジェストキーワード思考の問題点は、すべてのキーワードを並列に扱ってしまうことにある
水野さんの記事に有るように、サジェストキーワードから各記事のテーマをひろおうとすると、「ダイエット 運動」と「ダイエット 有酸素運動」が別の記事になってしまい、類似記事が量産されてしまう、という問題点が指摘されていました。
これ、僕も(きちんと言語化できていなかったのですがなんとなく)ずっと同じ思いを抱いていて、モヤモヤしていました。実際サジェストキーワードベースで記事を量産したサイトを作った時、「あれ?昨日書いた記事とほとんど同じだわ・・・」なんてことが良く起ってました。多分みなさん経験有ると思います。
その時はまだこの辺りの問題に深く思考が及んでいなかったので、「基本は直感ベースで記事を書き、悩んだ時だけサジェストを参考にする」程度の使い方におさえていました。
うちはサジェストで片っ端から記事ってのはやったことがないな。いくつかは確認のために見るけど、ベタなやつは確認するまでもなくわかるし、結局ほぼ気にしてないかも( ˘ω˘ )
— 牛角 (@gokaku_go) August 7, 2015
ただこれはジャンルとかタイミングによるよね。ベタなジャンルでベタな攻め方する場合はサジェストとか関連ワードなんて気にしないでいいけど、新しいジャンルや旬な話題を拾う場合は見ておかないと取りこぼしが出るだろうし。
— 牛角 (@gokaku_go) August 7, 2015
↑牛角さんも似たような発言をしてました
で、今回の水野さんの記事で気付かされたのは、「本来階層化されるべきキーワードをすべて並列で扱ってしまっている」ことが問題点なのだ、ということです。
例えば、サジェストで「ダイエット」のキーワードを一覧で出した時に、以下のキーワードが拾えたとします。
- ダイエット 運動
- ダイエット ウォーキング
- ダイエット エクササイズ
- ダイエット エアロバイク
- ダイエット 有酸素運動
- ダイエット 筋トレ
- ダイエット 食事
- ダイエット レシピ
- ダイエット レシピ おすすめ
- ダイエット クックパッド
- ダイエット 朝ごはん
- ダイエット バナナ
- ダイエット スムージー
※ダイエットサイトを作ったことが無いため、このキーワード自体はイメージであり、適当です。
これを個別に記事を書いていくわけなんですが、そりゃあ内容は重複します。
なぜかというと・・・
本来は、こいういう階層構造で考えないといけないんですよね。
水野さんの記事で出てきた「ダイエット 有酸素運動」は本来は「ダイエット 運動」の子要素でなければいけないのに、サジェストキーワードを一覧しているだけでは無階層でしか認識ができないので、重複してしまうわけです。
他のキーワードも同様です。
つまり、「ツールでぶっこ抜いてきたサジェストキーワードまたツールにぶち込んで検索数を拾ってそれを外注に依頼して記事を書かせる」なんていう機会的なルーチンワークは通用しないよ、ということですよね。
拾ってきたサジェストキーワードをまずは階層的に分類し、親子関係をはっきりさせるという、面倒くさい作業を行えば、
このように階層化したキーワードをグループごとにまとめることで、複数キーワードをターゲットにした記事を書けます。
そこで外注化するなら、この2つのサジェストを1つにまとめた記事のほうが語彙の幅も確実に広がり、Googleの良質なサイトの部分に記載されている「記事が短い、内容が薄い」という部分を補えるわけです。
さらに細かいサジェストキーワードで記事にするよりも、まとめて記事にするほうが記事の品質維持(更新・修正)の点でメンテナンスが非常に楽になります。
ただ、あまりにもサジェストをまとめすぎると記事があまり無いサイトになってしまうんです。僕の場合、記事が少ないからダメというわけではないのですが、気合入れてるサイトなのに20記事ぐらいだとなんか不安になります。
元記事でいうこの辺りの話に繋がりますね。
僕の場合は感覚的にやってしまおうと思っていたのですが、最近bonerさんに教えていただいたシソーラスという考え方で分類ができるそうです。
複数キーワードをまとめると言っても、どうまとめたらいいのかの基準がわからない方も多いと思うので、参考にしてみてください。
ノウハウやツールに頼っていてはダメ、自分の頭で考えよう
「サジェストキーワードを使えばいいよ」とか「知恵袋でキーワードや悩みを拾えるよ」という情報だけを聞いてそれを単なる手法としてしか捉えられない人には成長はありません。その手法が使えなくなってしまえば、その人はコンテンツを作れなくなってしまいますし、稼げなくなってしまいます。
本当に成長できる人は、自らの頭で考えれる人です。思考停止せず、「なぜこの手法が有効なのか?」「だとしたらこういう方法はどうだろう?」「この手法の問題点は?」など、常に考え続けることが必要なんだな、と思います。(考えてばかりで手を動かせない僕もそれはそれで問題ですが・・・)