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面接が通過しやすくなる趣味とアピールのコツ

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就職活動やアルバイトの面接で、面接官から趣味は?と尋ねられることが良くあります。そんなときに趣味をどのようにPRすれば、好印象を与えることができるのでしょうか? 今やっている趣味を面接で効果的にPRする方法をレクチャーします。

どんな趣味が就活で有利になるの?

趣味による面接での有利・不利を議論するのなら、まず、なぜ面接で趣味について尋ねられるのか、考えることが重要です。面接官は、どんな趣味をやっていたのかを、本当に知りたいわけではありません。もちろん面接官と趣味が一緒なら、会話が一時的に盛り上がるかもしれませんが、あくまで採用のために尋ねているわけで、趣味が何であるかどうかはあまり関係がありません。

面接官は趣味を通じて、何を学んできたのかを知りたいわけです。そして、学んだことが会社にとってプラスになりそうなら、採用に価する人ではないかと検討してくれます。

そのため就活で有利になる趣味とは、面接で学んできたことを話しやすい趣味だと言えます。たとえばサッカー野球、ラグビーなど団体スポーツなら、チームワークや目標に向かってチームで団結した話をすることができます。会社やアルバイトでもチームワークは非常に大事ですし、目標に向かって努力することはとても重視されます。そのようなエピソードや自身の考えが語りやすい趣味は良いと言えます。

また個人で行う趣味であっても、スポーツ系の趣味は目標を設定したり、課題に向かって自分なりに努力していくことが競技レベルを上げるポイントとなり、面接でのPRポイントに置き換えやすいと言えます。たとえば、スタートに課題があり、それを克服するために、こんな練習をしましたと、自分なりに考え、実践した経験を語ると、面接官の印象も良くなるはずです。

スポーツ系以外では、資格やスキルが取得できるような趣味は、それ自体がアピールポイントになります。たとえばプログラミングの教室で資格を取得した実績を語ったり、簿記の資格を取得したときの苦労話、あるいは英会話学習が趣味で、TOEICは何点取ったことがあるなどと答えると、そのまま企業でも重宝されるスキルと判断されて、就活で有利になるはずです。

面接で趣味を回答する際にやってはいけないことは?

面接で趣味を回答するときには、あまり結果ばかりを重視して、話をしないことが大切です。サッカーをやってきた人が、サッカーチームの面接を受けるのなら、話は別ですが、会社やアルバイト先では、趣味がそのまま業務になるわけではありません。営業職についたり、総務部に配属になったり、別の作業をすることになります。

そのため、結果ではなく、結果を出すまでの過程で学んだことをPRすることが大切です。

面接で趣味をPRするときに、実践したいコツは何?

面接での趣味のPRでは、うまくできなかったときに、「どうしてできなかったのか?」など理由を自分なりに考え、課題を克服したエピソードを語ることがポイントです。企業やアルバイト先では、自分で考えて行動できる人間を重宝する傾向にあります。いちいち指示を待ってから行動する人は、評価されないことが多いのです。そのため、自分で考えられる人間であるとアピールすることが大切で、趣味はそのアピールに活用することができます。

また、どのように克服したのか、工夫や努力した経緯を面接官に伝えることも大切です。自分で考えて行動できても、その行動が間違っていたり、理解不能な場合には、あまり評価されません。きちんと課題と向き合い、それを克服するために計画的に考えることができるのか、面接官はそんなポイントを見極めようとします。どんな趣味でも構いませんが、面接では、そのようなポイントに注意しながら、これまでの経験を語ると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか? 今回は面接が通過しやすくなる趣味の回答例をご紹介しました。あなたの面接対策に役立てば幸いです。