前日ライブの撤収遅れソフトBの練習に影響「これはマズイでしょ」
ソフトバンクで珍事が発生した。29日、ナゴヤドームの遠征から本拠地・ヤフオクドームに帰ってきた鷹ナインが目撃したのは、10台以上の重機やトラックがグラウンド上で動き回っている光景だった。
前日28日に行われた「三代目J Soul Brothers」のコンサートの撤去作業が終わっていなかったためで、当初は11時に引き渡し予定だったというが、練習開始時間になっても作業中。結局、外野の芝を起こす必要などもあって、午後2時20分から予定されていたグラウンドでの打撃練習は最終的に3時にずれ込んだ。各自の打撃時間を短縮したり、室内練習場で打つ組をつくるなどして対応するしかなかった。
これに現場サイドは「いくらなんでも、これはまずいでしょ。商売のためと言ったって、野球のほうに影響が出たらダメでしょ」(チームスタッフ)とため息。ナインからも「野球をやる場所と違いますよ。どうなってるんですか。打撃練習の前に、ほかの練習をする人もいるのに」などのブーイングが上がった。最終的にドームの天井を開けるなどして対応したが、後片付けによるホコリが発生していたため「これは無理なやつだ…」と一時撤収する選手もいたほどだった。
これまでは試合前日にライブなどの興行を行っていなかったという。ただ、ライブ余波で、とんだドタバタ劇となってしまった。