メリーはニューハンプシャー州に生まれた。 生まれつき病弱であったことから様々な民間療法を経験したが、ニューソートの創始者であるフィニアス・パークハースト・クインビーの「暗示療法」を経験したことが、その後の彼女の宗教面において影響を及ぼす。 1866年に事故で負傷した際、新約聖書に記されているイエスの癒しの一つを考えるうちに回復に向かったということから、それに霊感を受けて彼女自身で聖書の研究会を立ち上げた。 1875年に「Science and Health with Key to the Scriptures」(「科学と健康──付聖書の鍵」)を著し、「全ての病気の原因は心的なものであり、人間の病気の本質は心の中の虚偽や幻想から起こる」とし、 それを取り除くためには神とつながる霊的理解によらねばならぬと唱えた。 1879年にクリスチャン・サイエンスを設立すると、マサチューセッツ州の、主に工場労働者を中心にこの運動を組織化、1892年、「母教会の第一科学者キリスト教会」が設立され、世界各地に支教会が数多く設けられた。
キリスト教系の新宗教。通称は「モルモン教会」で、教典の一つである「モルモン書(The Book of Mormon)」に由来する。 アメリカでは「カトリック」「プロテスタント」「バプティスト」「メソジスト」などのキリスト教における六大宗派の一つとされている。(西方教会の総意かは不明) 一方で、独自の聖典(モルモン書)を持ち、また現代のキリスト教主流派が重要視する「三位一体」を否認していることから、カトリック・プロテスタント・正教会等では「異端」とされている。 西部への入植の歴史があることから、「開拓期を象徴する宗教」とも言われる。 アメリカ合衆国第10位の宗派とされる。
1960年代に入ると、イライジャとマルコムXの関係が悪化し、マルコムは教団を追放されて伝統的イスラム教に回帰する(マルコムXは、後に暗殺指令を受けたNOIの信者により暗殺される)。 イライジャも75年に死去し、後を継いだ息子のワリス・ディーン・ムハンマドは、教義から齟齬のある部分を排除し、黒人分離主義的な運動をやめて合衆国への忠誠を説き始め、教団名も「American Muslim Mission(アメリカ・ムスリム伝道団)」、 後に「American Society of Muslims(アメリカ・ムスリム協会)」に改めたが、2003年に組織は解散している。
一方で、組織の急激な穏健化に不満を抱いたルイス・ファラカーンを中心とする人々は分派を結成。ファラカーンはイライジャの思想を継承し、黒人の社会運動と社会に対する過激な発言や行動を続けている。 現在、NOI と呼ばれている組織はファラカーン派が発展したもので、1995年にはワシントンD.C.で大デモ活動「百万人大行進(Million Man March)」 を行って健在を示した。 ファラカーンは現在も組織を率いている。
ラヴェイの死後、悪魔教会代表の座は内縁の妻であるブランチ・バートンに移った。バートンは今も教会に関与しているが、2001年、 悪魔教会の機関紙 The Black Flame(『黒き炎』)の発行人および現・司祭長と女司祭長としての座を、古参のメンバーであるピーター・H・ギルモアとペギー・ナドラミアに譲った。