東京の人は「海いきてぇ」と言いすぎ? 地方出身者に衝撃を与える〇〇の風景


Woman in a bikini

©iStock.com/TAGSTOCK1

先日、京都出身の27歳男性・Yさんより、しらべぇ編集部にこんな声が寄せられました。

「就職で東京に出てきて4年になるんですが、毎年思うことなんですけど、東京の人は夏が近づくとやたらと『海いきてぇ』って言います。学生とかならまだしも、大人のみなさんまで『海いきてぇ』って言うのが不思議です。この現象について調べてもらえませんか?」

この声を受けしらべぇ編集部では、東京に住む20代~30代の男女計30人の地方出身者(関東出身者は除く)に、「東京の人は『海いきてぇ』と言いすぎだ、と感じたことがありますか?」という内容のメール・電話調査を実施しました。

結果、「ある」と回答したのは17名で約6割。回答者たちのフリーアンサーを聞くと、東京の人が言う「海いきてぇ」の真の意味が浮かび上がってきました。

 

■「荒波の日本海には行きたくないはず」

(福岡県出身、29歳女性)「5月になってから、社内で1日に1回は『あー、海いきてぇ』と聞きます。確かに、東京出身の人が言いがちかも。男性だけでなく、女性の同僚も『今度の週末、海行きたいね』と言っていて、むかしから海が好きではない私は返答に困りがちです」

 

(新潟県出身、31歳男性)「あまり考えたことなかったけど、東京の人は確かに『海いきてぇ』って言いすぎかも。新潟に18年、社会人になってからは北海道に5年いた僕のような人間とは、“海”でイメージするものが違うようにも感じます

 

(青森県出身、27歳男性)「大学1年生の夏休み、友達にやたらと『海行こう』と誘われ、『え、海?何しに行くの?』と思ってたけど、その夏に3回江の島に遊びにいったら、その翌年は自分から海に行く計画をたてるようになってました

そして、こんな声も聞かれました。

(福島県出身、30歳男性)「東京の人が言う『海いきてぇ』は、“海”という場所に行きたいというよりも、“海がある湘南”や“海がある九十九里浜”に行きたいっていう意味ですよね。荒波の日本海には行きたくないはずですし、お台場に行くのも『海に行きたい』っていう欲求を満たすものではないでしょう」

同じような分析は、この他にも多く聞かれました。つまり…

 

■「海いきてぇ」に込められる言外の意味とは?

sirabee0521beach2

Photo by Ryosuke Yagi on Flickr

東京から電車や車で1~2時間という絶妙な“プチ旅行”気分が味わえる場所に存在する神奈川県のビーチ。江の島、由比ヶ浜、湘南、逗子、葉山…など、言い方やお気に入りスポットは人それぞれですが、これに千葉の九十九里浜や茨城の大洗海岸なども加わり、東京周辺には日帰りで存分に遊びに行ける“海”が多く存在します

そこでは、海に入ったり砂浜で遊んだり、昼からビールを飲んだり美味しい海鮮丼を食べたり、ナンパをしたり異性の水着姿で目の保養をしたり、サマーソングを聴いたり大音量の音楽で踊ったり…。このように、多種多様な楽しみ方ができます。

つまり、東京の人が言う「海いきてぇ」という言葉には

・「江の島に行って昼からビール飲みたい」
・「湘南でかわいいギャルと出会いたい」
・「逗子のビーチで寝ながらイヤホンでサザン聴いて日焼けしたい」
・「葉山でクルージングパーティーしたい」

などといった様々な意味が込められており、それを「う・み・い・き・て・ぇ」という一言で表現しているのかもしれません。

前出の青森県出身の27歳男性は言います。

初めて小田急線の片瀬江ノ島駅に降り立ったときの衝撃は今も忘れません。駅前に既に水着姿のかわいい女の子がたくさんいて、ビーチ周辺はまるでお祭りのように活気があって、海外旅行に来たような気分になりました。江の島は神奈川ですけど、あれこそが夏の“ザ・東京”な風景だと思います

長い冬を終えるとあっという間に接近してくる夏の足音。本格的な夏に向けた“アイドリング期間”ともいえそうな5月・6月は、東京の人たちにとって、十人十色の「海いきてぇ」欲が最も高まる時期なのでしょう

(文/しらべぇ編集部・宇佐美連三

Appstoreロゴ

しらべぇアプリを今すぐダウンロード(iOS)

android_logo

アンドロイド版はこちら