先日、Google Chrome 42 がリリースされました。
NPAPIプラグインがデフォルトで無効化されたり、Push APIがサポートされたりといろいろありますが、日本語環境ではデフォルトのフォントがMS Pゴシックからメイリオに変更されました。
Chrome 42 での Google 検索の例
メイリオで表示されています。
これまでのバージョン(Chrome 41)での例
MS Pゴシックで表示されています。
この変更について、Twitter 上でも嬉しいという反応、困るといった反応がありました。
Chromeがなんかところどころメイリオになっててとりあえず嬉しい
— ぴゅう (@pyuu_2525) April 16, 2015
Chromeのフォントが勝手に変わって、フォントと困るー。
— Ηиcияма Икуо (@sleeping_oyaji9) April 17, 2015
そこで、今までのフォントに戻したい人も、メイリオのまま使い続けたい人も、知っておいて損はない「Chromeのフォントの設定変更の方法」を紹介します。
原因
今回の原因はこれです。
「Windows XP のシェアも減っているし20年ぐらい前のフォントを使うのはやめて、これからは新しいフォントを使用していこう」
という変更がされました。
MS Pゴシックがメイリオになっただけでなく、
- 韓国語が Gulim から Malgun Gothic へ
- 中国語(簡体字)Simsun から Microsoft YaHei へ
- 中国語(繁体字)が PMingLiu から Microsoft JhengHei
に変更されました。
Twitter や Chrome プロダクトフォーラムを見ていると、Chrome 42 と同日に Windows Update があったため、Windows 側の問題と勘違いしている方もいるようです。
設定の変更方法
フォントが変更されて、まず設定のフォントのカスタマイズ(chrome://settings/fonts)を開いた方もいるでしょう。
しかし、表示されるフォントはメイリオなのに、設定画面は「MS Pゴシック」なのです。
そこで、右下の「フォントの詳細設定」をクリックします。初回のみ拡張機能のインストールが求められます。
なお、この拡張機能は Download Chrome Extension をインストールしたOperaでも利用可能です。
画面が表示されたら Script を Japanese に変更。
Standard と Sans-Serif がメイリオになっています。日本語の環境では、先ほどの設定よりこちらが優先されるようです。
今回は、(Use default)に変更してみます。
これで、Chrome の設定通り MS Pゴシックで表示されるようになりました。
MS Pゴシックに戻したい場合はここで終了です。
好みは分かれると思いますが、MS Pゴシックよりメイリオが良いと思っている方は全体の設定をメイリオにしましょう。
フォントのカスタマイズ(chrome://settings/fonts)をメイリオに変更し、全体の設定が日本語にも適用されるようにしました。
まとめ
- Chrome 42 から日本語のフォントがMS Pゴシックからメイリオに変更
- 設定の「フォントのカスタマイズ」は日本語特有がある場合変更できない
- Advanced Font Settings より日本語フォントを変更可能
※Chromeで新しいユーザーを作成して確認しましたが、以前のバージョンからの更新と新規インストール時でデフォルトの設定が画面と異なる場合があります。
@sleeping_oyaji9
ありがとうございます!ブログ記事を公開しました。記事内で元に戻す方法も紹介しています。
Chrome 42でフォントがMS Pゴシックからメイリオに変更・元に戻す方法
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@pyuu_2525
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