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ラノベを書かないのに、私が「なろう」でやっていけてる理由と活動休止のお知らせ 作者:山根萌花

【2・私が「なろう」を活動休止する理由】

私は、大学を総代で卒業し、自分で働いてお金を貯めて、海外に語学研修にも行っています。
実社会で社会人として働いた経験ももちろんあります。
現在は、きちんと、家庭を持つ人間です。


家庭を持ちながら、その合間に、時間を見つけては、ガッツリ、「なろう」用と、「公募」用のふたつの作品を、毎日、毎日、書き続けています。


相当な頑張り屋さんなのですが、この5か月半に渡る一日も欠かさずに投稿を続けるという「なろう」での活動で、正直、さすがに、かなり体力的につらくなってきました。


元々、私は、純文学を主流として書いている人間なので、「公募」に応募しているのは、「なろう」に投稿している作品とは、まったく性質が違います。




私が「なろう」に投稿したなかで最もマニアックな作品は、「ドッペルゲンガー ~『日常』に潜む殺意~」なのですが、こういう作品の方が、私自身は好きです(公募用に書いている作品は、もっと、もっとマニアックですが)。


そして、この小説では、「罪」が許されてしまったため、次の投稿作「僕が棄てた女・僕を棄てた女」では、自分の「罪」を「罪」と認識することのできない身勝手な主人公の「罪」と「罰」をテーマに、強いメッセージ性を込めてかなり力を注いで書きました。
この小説は、短いものなのですが、そのなかに恋愛、文学、サスペンス、宗教学の要素が盛りだくさん含まれています。




そして、この小説を書きながら、「罪」と「罰」というテーマについて、もっと、もっと、深めていきたいと思うようになりました。


ただし、

(「なろう」用に、若者向けに媚びた作品を書くのではなく、自分の得意な純文学のジャンルで追求していきたいなあ)

と思いました。




私は、小説を書きながら、長年に渡り、哲学、心理学、宗教学、法学、経済学etc.…と、多くの学問を学んできましたが、書き留めた分は膨大な量になるので、それらを読み返すだけでかなりの時間が必要となります。




正直にいうと、現在、投稿できる作品は二作あるのです。
が、一作は、「ドッペルゲンガー ~『日常』に潜む殺意~」「僕が棄てた女・僕を棄てた女」の後に続けて発表するには「弱い」し、もう一作は、あまりにもマニアック過ぎて「なろう」の若い読者向けの作品ではありません。
そのため、二作共、投稿を控えざるを得ません。




また、昨日で連載終了した「僕が棄てた女・僕を棄てた女」には、本当に多くのアクセスがきたのですが、ブックマーク登録が増えたのは一人だけでしたし、評価もまったく入りませんでした。
アクセスの少ない小説に、ブックマーク登録や評価が入らないのなら、まだ、納得もできるのですが、アクセスが数多くきていて、それでも……となると、どうしても考えざるを得ません。
この小説に評価を入れて下さっている方は一人だけいるのですが、この方は、小説開始直後に評価を入れていて連載終了後にも評価を外しておらず、また、お若い方でもありません。
つまり、力を込めて書いた作品のメッセージが、「なろう」の若い読者には伝わることのなかった失敗作に終わってしまったことが、昨日の時点ではっきりとしたため、「なろう」での活動に限界を感じ、逆に、自分の本当に書きたい分野に、一度、戻りたい気持ちが強まる結果となりました。




毎日欠かさずに投稿するのが体力的にきつくなってしまったのもありますし、原点に戻って、自分が本当に書きたいジャンルの小説に専念したいこともあり、この後、1か月から3か月ほど、「なろう」の方はお休みを頂いて、純文学作品に没頭したいと思います。




この5か月半、山根萌花は駆け抜けて参りました!
が、そういう訳で、「なろう」の方は少しお休みさせて頂きます。




活動休止期間中も、「なろう」の方は、アクセス管理や感想などのチェックのために、毎日、きちんと覗いていますので、何かありましたら、お気軽にどうぞ。
また、お気に入り登録して下さっている方とは、直でやり取りできるので、そちらの方からでもどうぞ。


もしかしたら、たまに活動報告欄で、近況報告を呟いたりすることもあるかもしれません。


仲良くやり取りさせて頂いていた方々にも、活動休止を知らせていなくて、驚かせてしまい、本当にごめんなさい!
その理由は、「僕が棄てた女・僕を棄てた女」が、「活動休止前の小説」として色眼鏡で見られてしまうのが嫌だったからです。
ごく純粋に、「一作品」として読んで、正当な評価を頂きたかったためでした。




(多分ですが)また、すぐに戻ってきますので、これからも、山根萌花をどうぞ宜しくお願いしますm(__)m

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