あなたは「ママ友」と聞くと「悪口を言われる」「無駄なお世辞の言い合いで疲れる」などネガティブワードがすぐさま頭をよぎりませんか?
更には「カースト」「いじめ」「ボスママ」など聞くだけでゾッとするような言葉でさえ沢山浮かんできてしまいます。
そのような負のインパクトが強すぎて「ママ友なんていらない」と最初からシャットダウンしてしまっているのではないでしょうか?
確かに私自身、実際に困った経験をしたことがあります(^_^;)
ここに書いてあるのはウソのような話ですがホントの話です。
問題に対する解決策もありますので載せておきます。
しかし本当はこのようなクセのあるママの方が少数派。
なので先入観だけで「ママ友いらない」と決めてしまうのはもったいない。
ここではママ友のメリット、デメリットや疲れないママ友との付き合い方についてまとめました。
「ママ友いらない」と思っているあなた、ちょっと角度を変えてママ友事情を見てみませんか?
ママ友いらないと思う理由
そもそもなぜ「ママ友いらない」と思うようになるのか。
それには理由があるのだと思います。
ここでは「ママ友いらない」と思う理由についてあげます。
いやな経験がある
・過去にママ友のいじめにあった。
・ボスママに振り回された経験があり、もうこりごり。。。
・人の目が気になるようになりSNSで好きなことが書けなくなった。
など実際にママ友との交際により一度ツライ経験をされている場合「もうママ友なんていらない」と思ってしまうこともあるでしょう。
ひとりが好き
もともと一人が好きな場合はわざわざママ友を作ろうとは思わないですよね。
ひとりは気楽ですしね。
私も家で本を読んだり、ブログを書くことが好きなので、ランチやお茶会に参加しないといけなくなるようなママ友との交際は避けたい派です。
ママ友=わずらわしいと思っている
まだママ友は実際にいないけど、友人からの情報やテレビなどの情報から「ママ友=わずらわしい存在」と思っていることもあると思います。
冒頭でもお話ししたように、確かにわずらわしいママさんがいるのは確かです。
しかしこのようなクセのあるママさんは、本当にごく一部の限られた人です。
なのではじめから「わずらわしい存在」と決めつけている場合は、せっかくの出会いを棒に振るようでかなりもったいないです。
人との出会いは一生の宝物になることがありますからね。
ママ友いらないに対する私の意見
私も実はママ友ができる前は「ママ友って、面倒くさそう」と先入観を持っていました。
そして上の娘が0歳の時に参加した子育てサークルで一人のママと知り合います。
その人がとてもいい人だったんですよ~。・・・って言いたいところですが、ここで一回災難にあいます。
私が体験したママ友トラブルは「強依存」です。
毎日毎日でんわがかかってきて、最後の方はとつぜん家にも来られるようになりましたからね。(苦笑)
結局そのママ友とは疎遠になることができましたが、その時にも「ママ友って、想像通り面倒だな」と思いました。
この時点では私もあなたと同じ、ママ友否定派です。
「わけの分からんランチに行くぐらいなら、家で本でも読んでた方がいいわ。」ってなもんです。(笑)
だけど、素敵なママ友と出会えて考え方は変わりました。
「ママ友」と一言でいってもみんなが面倒なわけじゃない。
最初から関わりを拒否するのは、もったいないかもしれないとも思うようになりました。
意外と知らないママ友のメリット
ママ友はただ面倒なだけではありません。
ママ友と付き合いをすることで様々なメリットがあります。
情報交換ができる
これ一番大きいです。
他のママさんに「トイレトレーニングどうしてる?」という話をふられて、「そろそろ始めなあかんなー」とスタートするきっかけになります。
他にもママ友に上の子がいて、その子が小学校に通っている場合なんかは、小学校事情なども聞くことができます。
子どもの持ち物とか誰かに聞きたい時ってありますよね。
超地元ネタはネットでもなかなか出てきませんので、「ちょっと誰かの意見も聞きたいな」という時にママ友はとても心強い味方になります。
助け合いができる
私、普段から抜けやすい性格なんですよ。
育児でも結構色んなことが抜けてしまいます。
良くいえば適度に手を抜いているんです(笑)
そんな性格だから保育園の持ち物をよく忘れます。
娘の保育園では毎日手拭き用のタオルを持っていかないといけないのですが、このタオルをよく忘れてしまいます。
情けないことに3歳の娘に「ママ、ちゃんとタオル持った?」と気にかけてもらってます。
そんな忘れ物の多い私をママ友は助けてくれます。
以前、タオルを忘れた時に「私、いつも予備のタオル持っているから使いー。」と言って貸してくれました。
ぶっちゃけ前日もタオルを忘れてて、保育園のタオルを借りてたから先生に言いにくかったんですよ。(笑)
またママ友が予備を持っているという話を聞いて「そうか!私も予備のタオルをロッカーに置いておこう」という超初歩的なことに気付き、娘のロッカーに入れとくことにしました。
なのでそれ以降は忘れていません(^_^;)
別の機会の時は、そのママ友は核家族で両親は遠方です。
そして旦那さんも帰りが遅いので、育児はほとんど自分でしなくてはいけません。
そんな中で2人目を妊娠しました。
友人はつわりがかなりキツく料理を作るのもツライという話を聞いたので、つわりの期間中、子どもの分だけですが私の家のおかずを届けたことがあります。
つわりが軽減した後も「ホンマに助かったわ」と言ってもらえてとても嬉しかったです。
核家族化により、困った時に手助けしてくれる人が近くにいないというママは多いと思います。
ママ友がいれば、そのような時に互いに助け合うことができます。
心の支えになる
育児をしていると孤立感を感じやすく、とてもストレスがかかります。
そんな時にママ友と育児に関する話をすることで、落ち込んでいたことに対して励ましてもらえたり、ムカついていたことが笑い話に変わったりします。
ママ友ができることでママが孤立することを予防でき、ママ友が精神的な支えにもなってくれます。
気になるのはやはりこれ!ママ友のデメリット
ママ友は色んなメリットがあります。
しかしあなたの想像通り、付き合い方によってはわずらわしいと感じる場合があります。
ママ友との付き合い方によっては、かなり労力を使いますからね。
特にランチやお茶会など集まりが好きなグループに入ると時間、お金、気を使います。
まず「もうそろそろ帰りたいなぁ」と思っても、なかなかその一言が切り出せない。
そしてウダウダと1時間、2時間と時間が経過してしまいます。
またランチそのものもお金がかかるのに、長時間のランチになることで「そろそろデザート頼もう」っていう流れになるからさらに経費がかさみます。
家でお茶するとなっても、手土産が必要になります。
ここでみんながおしゃれなお菓子を持ってくる場合は、さらにお金も気も使うんですよね。
このような集まっておしゃべりすることを主体にしたママ友の付き合いは、ストレスになることが多いです。
そこに加えてボスママがいたら最悪です。
気を使うなんてもんじゃないですよね。
神経をすり減らしてすり減らしてストレスそのものになってしまいます。
あなたがママ友いらないと思うのはそのような面が原因ではないでしょうか。
疲れないママ友との付き合い方
ママ友は付き合い方次第で良くも悪くもなります。
要はママ友自体が面倒なのではなく、付き合い方を間違えた場合に面倒なことになるのです。
今は核家族の家庭も多く、気軽に育児の相談や手助けをお願いできる人がいないママにとってママ友自体は大変助かる存在です。
なので「ママ友いらない」と思っているあなたも、頭から否定的にならずに少し心を開いてみるのはどうでしょうか。
もちろん面倒なことはイヤだというあなたのために、疲れないママ友との付き合い方についてまとめました。
挨拶はきちんとする
笑顔できちんと挨拶をすることで3つのメリットがあります。
それは
・好感をもたれる
・目をつけられにくい
・誤解されにくい
というものです。
心理学で「単純接触の効果」というものがあります。
これは何度も接触を繰り返すことで相手に対して好感を持つようになるというものです。
なので毎日笑顔で挨拶するだけでも、多くの好感を得ることができます。
またボスママ的存在の人がいた場合、挨拶をしないことで「何、あの人?」と目をつけられる場合があります。
くわえて周囲から「愛想が悪い」というイメージを持たれると、誰かがあなたの変なうわさを言い出したときにも「あのママ、愛想悪いしね。」と周りが納得してしまうという事態になります。
普段から愛想よく挨拶をしていると、それだけでも「あのママ、そんなことする!?」と理解してくれる人も現れますが、そうでない場合うわさが一人歩きしやすくなるのです。
ママ友がわずらわしいと思い関わることを避けたばかりに、逆にママ友トラブルに巻き込まれるというパターンです。
なので仲良くなる、ならない関係なくすれ違った時には、笑顔で挨拶をするようにしましょう。
ムリに合わせない
はじめから無理に合わせないことを徹底しましょう。
・気がのらないランチは断る
・帰りたい時間になったら「お先に」と言って帰る
これらはそれなりの理由をつけて断って大丈夫です。
普通の人なら断られたくらいで根にもちません。
そしてはじめからそのように対応することで、あなた自身のキャラクターとして受け入れてもらいましょう。
キャラとして受け入れてもらえれば、断ることが自然とできるようになります。
断るのが苦手な人にとっては、とてもハードルが高く見えるかもしれませんが「ムリなものはムリという」ただそれだけのことです。
「それでも言い出せない。。。」という人は言い訳に誰か家族を使いましょう。
私の旦那は会社の飲み会に誘われた時「嫁に怒られるんですいません」と何かあるたびに弱い旦那を演じたそうです。
あ!私全然怒ってないですよ!
旦那が勝手に私を断る理由に使っただけですよ!(笑)
すっかり尻に敷かれている旦那のイメージを浸透させたことで、個人的な飲み会に誘われなくなり、断る時の気まずい空気を味合わずに済んでいるそうです。
断りにくい人は使ってみてください。
背伸びしない
色んなママがいます。
カジュアルなファッションのママ、ブランド物で決めているママ、全くオシャレに気を使わないママ、、、
どのママと付き合うのも自由ですが、背伸びをするのだけはやめましょう。
女性に多いのが、見栄をはりたくてセレブママと仲良くなろうとすることです。
これはママ友の付き合いがしんどくなる典型です。
身の丈に合わないランチの値段、人気でオシャレな手土産、、、
これこそ時間もお金も気も使う付き合い方になってしまいます。
あなたが等身大でいられるママと仲良くなるようにしましょう。
はじめから深い関わりを持たない
はじめのうちは猫を被っているので、お互い「良い人」のようにみえます。
ただ時間が経って色々知っていくうちに化けの皮が剥がれていきますね。
って、みんなが猫を被っているわけではありませんが、みんなの中にそのような人がどうしても紛れてしまう場合があります。
そのため相手の本性が把握できるまでは、深い関わりは避けましょう。
特に女性は所得、旦那の職業、子どもの成績といった情報をもとにマウンティングします。
これらの情報をポロッと口走ったことがきっかけで、ある日とつぜんママ友のいじめに発展するということもあります。
そのため、はじめのうちはプライベートに関することもあまり話さないようにしましょう。
フィーリングの合う人と付き合う
別に気を使わなくても自然と会話がはずむ人っていますよね。
そのような人と関わるようにしましょう。
積極的にママ友を作ろうとするわけではなく、自然な流れで会話していて楽しいと思える人と付き合ったらいいのです。
考え方が似ているママの場合は本当に気が楽で、それでいて困った時には助け合えるという最高の関係が築けます。
私の場合、
・長時間のランチはあまり好きじゃない
・もうお開きにしようと思ったらそのタイミングで切り出せる
・家でお茶する時の手土産はなくてもいいし、スーパーのお菓子で十分
というママ友がいますが本当に楽ですね。
SNSで繋がらない
ママ友あるあるがSNSによるトラブルです。
今ではツイッターやFacebookが一つの趣味になっている人もいると思います。
だからといって、知り合ったママ友にすぐにSNSで繋がるのは要注意です。
なぜなら中にはSNSに投稿した記事に対して、難癖をつけたり変なうわさを流したりするママもいるからです。
自己表現の場であるはずのSNSで「○○に見られるかもしれないから、好きなことがかけない」なんて嫌じゃないですか?
またLINEの場合は既読スルーがきっかけでトラブルになる場合があります。
そのため相手がどのような人か把握出来るまでは、むやみにSNSやLINEで繋がることは避けましょう。
さいごに
以上、説明したような付き合い方に注意すれば、わずらわしいママ友トラブルを回避できます。
お互いに無理せず支え合えるママ友なら、あなたにとってかなりプラスになります。
合わせてお読みください。