パナソニック 自転車バッテリー発火のおそれ

パナソニック 自転車バッテリー発火のおそれ
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大手電機メーカーの「パナソニック」は、電動アシスト自転車のバッテリーパックの一部に発火するおそれがあるとして、対象となる2700個余りを無料で交換することになりました。パナソニックは、去年7月にも別のバッテリーパック、およそ6万個のリコールを発表しています。
パナソニックによりますと、対象となるのは、平成25年10月2日から4日にかけて製造された電動アシスト自転車用のバッテリーパック、2788個です。
ことし6月と7月に、東京と広島でバッテリーが発火して損傷する事故が2件起きたということです。いずれもけが人はいませんでした。

パナソニックによりますと、バッテリーパックの製造ラインの近くで、別の設備の試験をしていたところ誤って細かな金属片がバッテリーパックの内部に混入し、事故につながった可能性があるということです。
パナソニックは、経済産業省にリコールを届け出るとともに、対象となる製品の番号などをホームページで公表し、無料で交換するとしています。

パナソニックでは、去年7月にも、バッテリーパックの内部で液体が漏れ、発火のおそれがあるとして、6万個余りのリコールを届け出ています。パナソニックは「再びお客様にご迷惑をおかけし、大変申し訳ない」としています。パナソニックの問い合わせ窓口は、0120-870-355です。