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 岩手県岩泉町の伊達勝身町長は4日の記者会見で、台風10号による豪雨で安否不明になっている住民が8人いるとした上で、「『流されたらしい』との情報が地域から寄せられ、確かに見当たらない。そういう人数です」と述べた。車で通行していて安否不明になっているケースもあるという。警察などが行方を捜している。

 岩泉町では現在、警察や消防が孤立集落に入り、住民の安否確認を進めている。町によると、岩泉地区の4人、小川地区の2人、安家地区と小本地区の各1人の計8人の安否が確認できていないという。

 岩手県内では14人が死亡し、このうち13人は岩泉町で死亡している。

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