台風で一部不通の西武多摩湖線 6日に運転再開へ

台風で一部不通の西武多摩湖線 6日に運転再開へ
先月の台風9号の影響で線路に土砂が流れ込み、一部の区間で運転ができなくなっている西武鉄道の多摩湖線は、今月6日から運転を再開することになりました。
西武鉄道の多摩湖線は先月22日、台風9号の影響で東京・東村山市の武蔵大和駅の近くで線路脇の斜面が崩れ、緊急停車した車両が、流れ込んだ土砂で傾いて動けなくなりました。

このため、多摩湖線は西武遊園地駅と萩山駅の間で運転ができなくなっていますが、西武鉄道は土砂の撤去などのめどが立ったとして、今月6日の始発からおよそ2週間ぶりに運転を再開することを決めました。
当初は運転再開までに1か月程度かかるとしていましたが、復旧作業が順調に進んだため、運転再開を早めることができたということです。

西武鉄道は再発防止のため、この現場に土砂が流れ込むのを防ぐ土のうや鋼材を積んだほか、新たに雨量計を設置したということです。

西武鉄道は「多くの利用者にご迷惑をおかけし申し訳ありません。再発防止のため引き続き安全対策に取り組んでいきます」としています。