学校の野外活動で食事のどに詰まらせ小5女児死亡

学校の野外活動で食事のどに詰まらせ小5女児死亡
18日、愛媛県四国中央市で、学校の野外活動に参加していた小学5年生の女の子が、食事をのどに詰まらせて死亡していたことがわかりました。
四国中央市教育委員会によりますと、18日午後0時半ごろ、市内にある「新宮少年自然の家」で、学校の野外活動に参加していた市内の小学5年生の女の子が昼食のフランクフルトをのどに詰まらせました。
引率していた教諭が、女の子の背中をたたくなどの応急手当てをするとともに、通報を受けておよそ10分後に駆けつけた消防の救急隊員が詰まったものを取り除き、病院に搬送しましたが、およそ7時間半後に死亡しました。
市の教育委員会によりますと、野外活動は5年生86人と引率の教諭11人が参加して、17日から2泊3日の日程で行われ、当時は屋外の炊事棟でみんなで昼食をとっていたということです。
四国中央市教育委員会の伊藤茂教育長は「児童のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。2度とこのような事故が起こらないよう、安全指導を徹底したい」と述べました。そのうえで、「事故後の対応に問題はなかったと思うが、今後にいかすためにも対応を検証していく必要はあると思う」と述べました。