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世界最長の航空機「空飛ぶおしり」、最終テストへ

 8月10日、「空飛ぶおしり」として知られる世界最長の航空機「エアランダー10」が、民間航空機として初フライトを迎えるため、向こう数週間で最終的な地上テストが行われることになった。9日撮影(2016年 ロイター/Gareth Bumstead )

 [10日 ロイター] - 「空飛ぶおしり」として知られる世界最長の航空機「エアランダー10」が、民間航空機として初フライトを迎えるため、向こう数週間で最終的な地上テストが行われる見通し。

     ハイブリッド・エア・ビークルズが開発したヘリウムガスで飛ぶ全長92メートルの同機は、米軍の偵察機として何週間も紛争地帯を飛び回る予定だった。燃料は従来の航空機と比べ、ほんのわずかしか必要としない。

     軍の資金は枯渇してしまったものの、補助金と2500万ドル(約25億3300万円)相当の民間投資でプロジェクトは継続できるようになった。

     「エアランダー10」は気球と飛行船のハイブリッドで、開発会社は人道支援や到達困難な場所への輸送の分野で市場を独占できたらと期待している。

     同機は垂直離着陸が可能で野原や砂漠、氷上や水上といったほとんどの従来機では難しかったような場所で操縦できる。

     すべてうまくいけば、2018年までにさらに12機製造する予定だという。

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