強風で特急列車運休 金沢駅に「列車ホテル」

強風で特急列車運休 金沢駅に「列車ホテル」
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強風でJR北陸線の特急列車が運休になったことを受けて、金沢駅には「列車ホテル」が用意され、ホテルの代わりに車内で休む人の姿が見られました。
JR西日本によりますと、強風の影響で、北陸線は、金沢と大阪を結ぶ特急「サンダーバード」や、金沢と名古屋方面を結ぶ特急「しらさぎ」が、午後3時ごろから運転を取りやめ、3日は最終までの運休が決まりました。
金沢市内の宿泊施設は大型連休で空きが少なく、金沢駅の改札口に大勢の人が詰めかけたため、JR西日本は6両編成の特急車両を「列車ホテル」として用意し、希望する乗客を誘導しています。
大阪や名古屋などに向かう予定だった人たちは、大きなかばんや荷物を持って次々と車両に乗り込み、休んでいました。
大阪に戻る予定だった2人組の女性の1人は「こんなことは初めてです。あすの一番列車で大阪に帰りたいと思っています。あすが休みでよかった」と話していました。