昭和の時代。僕が神童とよばれ学問にいそしんでいた頃、日本史の授業ではこんなふうに教わっていました。
「江戸時代には士農工商という身分制度があり、武士が一番上、年貢を納めさせる百姓をその次、工業や商業という職業従事者より上に据え置くことで様々な不満から目をそらせていました」
昨日とあるサイトにうちのブログを紹介していただいたんですけど
その中で同じように並んで記事で目に止まったものが。たまにこういう知らないサイト見ると面白いよね。
- 士農工商という身分序列はなかった
- そもそも農は農業の人だけではない
- 工業という職業概念もない
- 武士より偉い商人もいる←それはわかる
- 医者は偉い
時代だよなぁ。僕らが子供の頃は当然のように習ってたことが今ではあっけなく「間違い」として消されていくんだもの。そこからちょっと調べてみたら・・・
- 鎌倉幕府は1192年じゃなくて1185年
- 鎖国というほど鎖国してない
- 元寇じゃなくって「蒙古襲来」
これはもっと面白くて、元寇によって鎌倉幕府が衰退したのも嘘。暴風雨で引き上げたのも嘘。日本が苦戦したのも嘘、らしいです。えー - 高校の教科書には「聖徳太子」がいなくなりつつあり、政治家として「厩戸王」の名前に変わりつつある
- 源氏と平家の戦いは国家二分の大戦争ではなかった
- 織田信長の比叡山焼き討ちはなかった(昭和56年滋賀県教育委員会)
教科書もだんだんと中身が変わっていくものなんですね。
- 水戸光圀は諸国漫遊なんてしてない
- 徳川吉宗は「貧乏旗本の三男坊」としてめ組を出入りしたり江戸中を探索したりもしていないし、悪者を峰打ちしたりもしない
- 遠山の金さんに桜吹雪の入れ墨なんてなかった
遠山の金さんこと「遠山景元」が奉行の時に水野忠邦が芝居小屋を移転させようとしたのを金さんが断固拒否したのを役者が粋に思い舞台化し大人気したのが元らしい - 上杉謙信が武田信玄に塩を送ったのもうそ
- 小野妹子は男
- 板垣死すとも自由は死せず、ももちろん言ってない
ここまでいくとただの「ネタ」ですけどね(笑)