宝の持ち腐れ？
「ひな祭り」から結構日にちが経ってしまいましたが、雛人形の話を少し・・・
ウチにある雛人形はシンプルなもので、男雛、女雛の立ち雛です。
（一応描いてみたけど・・・↑）
子どもの頃は、友達の家で7段飾りとかの豪華なお雛様を見ると、
すごく羨ましく思ったものでした。
でもすっかり大人になった今では、
このシンプルなお雛様でよかったと思っています。
というのも、出すのにもしまうのにも場所をとりませんし、
出すのにもしまうのにもなんのストレスも感じません。
なので、大人になった今でもちゃんと毎年出しています。
でも、豪華なお雛様は出すのにもしまうのにも場所をとり、
出すのもしまうのも大変な作業です。
出したりしまったりが「めんどう」になってしまうと、
結局出さなくなってしまいます。
（もちろん毎年きちんと出しているという方もいらっしゃると思いますが・・・）
それってまさに「宝の持ち腐れ」状態です。
先日見たとあるテレビ番組で、小学生の女の子が、
「夜中にガタガタ音がする扉があるけど、中に何かいるのかもしれない。」
「夜中に目覚めたら、お酒を飲んでいるおじさんがいた。」
と言っていて、
調べるためにその子の家に行ったら、
その扉の中には、
その女の子のお母さんの（結構豪華そうな）雛人形がしまわれていました。
もう十年程出していないそうです。
その女の子の雛人形は、きっと別にあるんでしょうね。
その番組ではその後、わりとサラッとその件を流していましたけど、
結構コレって驚愕な出来事じゃないですか？
雛人形も閉じ込められたまんまは嫌なんでしょう。
そして、夜中にお酒を飲んでいたおじさんについての、
その女の子が言っていた描写が、
まさに随臣か仕丁のなかの一人に（誰だったかは忘れた）
そっくりだったんです。
その女の子はその人形を見て、
「あ、このおじさん！」と固まっていました。
「やっぱりそういうことってあるんだな」とすごく衝撃的な話でした。
少し雛人形からは話がそれますが、家電にも共通点があります。
（夜中に動き出すという共通点ではない。）
昔カタログギフトで、「コンパクトミキサー」をもらったことがあり、
それは出しっぱなしにしていても場所をとらず、洗うのも簡単だったため、
毎日のようにミックスジュースを作って、すごく重宝しました。
で、それがいよいよ壊れた時に、値段も手頃だったので、
少し大きめのしっかりしたミキサーを買いました。
ここから先は予想がつくと思いますが、
その通り、場所もとるので出しっぱなしには出来ず、
また大きくて洗うのも面倒だったので、
どんどん使わなくなっていきました。
やっぱり出すのとしまうのにストレスがかかると
出さなくなってしまうんですよね。
宝かどうかは別として、「持ち腐れ」になります。
そういう「持ち腐れ」のもの結構あります。
かと言って、まだ使えるし、
使うかもしれないから処分はしたくない・・・
ふぅ・・・「雛人形」からふと色々考えてしまいました。
つまり、私はこのシンプルな雛人形を
今はすごく気に入っているという話でした。（笑）
お読みいただきありがとうございました。
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