突然ですが、この写真の鳥ご存知ですか?カササギっていうカラスを一回り小さくしたくらいの鳥です。
このカササギが、我が家の敷地の一角にある電柱に巣作りをはじめてかれこれ3カ月余り、最初はペンギンカラーでかわいい鳥だな~と思って、巣立ちまで観察しようと思ってたんですが、最近以下のような困ったことが出てきました。
- 小枝等が下に落ちてくる
- フンを落とす
- 生ごみを荒らす
- 鳴き声がでかい
- 屋根の雨といが詰まる
- ご近所のおばちゃんの視線が気になる(我が家で飼育してるわけではないのに・・)
そこで少し調べてみました。
カササギの生息地
日本では佐賀県(佐賀平野一帯)や福岡県(筑後平野一帯)といった有明海を取り囲む平野部を中心に生息していたが、近年は福岡県の全域に分布し、山口県に生息を広めつつある。また、北海道・長崎県・熊本県・大分県の一部地域でも少数が生息している。Wikipedia
けっこうどこにでもいるみたいです。
カササギの知能
カササギは鳥類のなかでも大きな脳を持っており、哺乳類以外では初めて、ミラーテストをクリアした、すなわち、鏡に写った像が(他の個体ではなく)自分であることを認識したことが確認された。日本においても、老人や子供は警戒しない一方で、若い男性など危害を与えようとするものには警戒して近寄らないという観察結果が出ている。Wikipedia
頭いいみたいです。
カササギの繁殖
1月中旬頃から営巣地を探しはじめ、3月中旬頃までにはクスノキなどの樹木に木の枝・わらなどを用いた球状の巣を作る。現在では都市化の影響で、電柱に巣を作る個体が増加しているが、これは時として停電を招くこともある。
産卵は、営巣後すぐに行なわれ、楕円形の薄い緑色をした卵を5~6個産む。雌が抱卵し、17-18日で孵化する。孵化後22-27日たった5月下旬には雛が巣立ちし、巣も放棄される。巣立ち後の若鳥は12月頃まで集団でねぐらにつくが、その後番いを形成して分散し、個別の縄張りを持つようになる。なお、番いの関係は一生続く。Wikipedia
一途なようです。
巣立ちは5月下旬ごろか~、何羽いるのかな~、楽しみだな~ んっ?停電を招く?それは困る
カササギ 電柱 停電 で調べてみると
カササギによる被害
電柱のカササギの巣で、約2900戸停電2015年05月19日 08時29分 佐賀新聞
○…18日午後4時半ごろ、杵島郡の江北、大町、白石の3町と武雄市の住宅計約2900戸が停電した。九州電力武雄営業所によると、原因は江北町の電柱に作られていたカササギの巣だった。
○…ちょうど停電したころ、江北町山口西分の電柱の最上部にあったカササギの巣が燃えているのを住民が見つけ119番。巣と高圧電線の接触部分がショートして燃えたとみられ、停電は最大約50分に及んだ。
○…カササギの巣が原因とみられる停電は2010年にも佐賀市川副町で発生。県文化財課によると、カササギは近年、電柱への営巣が全体の9割を占めるとのデータもあるほど。生息域の変化で、こうしたトラブルも拡散傾向にあるようだ。
観察している場合ではなさそうです。
天然記念物にもなっているらしいこのカササギですが、停電や火災なんかになったら、ご近所にも迷惑かけちゃいますので、ここは心を鬼にして電力会社に撤去してもらう事にします。
子供もひな鳥の巣立ちを楽しみにしていたんですが、仕方ありません(泣)
これが我が家のカササギの巣です(我が家の?・・)
よくみるとクリーニング屋さんのハンガーらしき物が・・、危なーい。
みなさんのお住い近くの電柱には、カササギ来てませんか?かわいいけど要注意ですよ~。
それでは、また。
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