蛋白(-)
糖 (-)
潜血(+)
病院にて再検査してください。
いつものお知らせに見慣れないプラス記号
潜血ってなに?
うちの子の身に一体何が?
潜血・・・尿中に赤血球が排出されている状態。主に腎臓や尿管、膀胱の通り道に異常がおきている場合にみられる症状。
トイレの時にも気が付きませんでした。
潜血と聞いたときに、まさか五歳で生理?!
なんて一瞬パニックになったのも事実
今日は子どもの尿に潜血反応、膀胱炎の対処法を記事にして紹介します。
尿検査で引っかかった
病院は何科??
内科?泌尿科?たくさん病院はありますが、かかりつけ医の小児科へ行くのが正解子どもの考えられる病気は大体そこで検査できます。
保育園の尿検査は採尿してから結果のお知らせがもらえるのは約二週間後
小児科は、行ったその日で検査結果が出ます。
朝一のおしっこでなくても調べてもらえるので原因が判明するのがとにかく早い
長女五歳、小児科での再検査の結果も
白血球と潜血(赤血球)が確認されました。
素人のわたしにはこれが何を表すのか謎でしたが、
白血球も赤血球も血液の成分、本来であれば尿中に混じることはありません。
けがなどをしたときにばい菌が入ると白血球がそれらをやっつけるために集まってきます。
尿路でも同じで炎症が起き、ばい菌が入れば白血球が集まり尿にも混じることになります。
炎症が起こる=赤血球が出る
炎症を退治する=白血球が出る
こういった流れから、お医者さんがいうには
おそらく膀胱炎になる手前でしょうとのことでした。
ひとまず炎症を抑えるお薬をもらい、一週間後に再検査をすることになったのです。
子どもの膀胱炎
症状はなに?
膀胱炎ってトイレを我慢する大人に多いものだと勝手に思っていたわたし。我慢どころか、限界がきたらおもらしするのも不思議じゃない子どもが膀胱炎になるものなの?
そう思っていました。
実際は
体力も免疫もまだ完全ではない幼児によくあるのだそうです。
特に冬の季節は免疫が落ちかかりやすいといわれています。
幼児の場合、男の子よりも尿道の短い女の子に多いのが特徴
初期症状は特に痛みや異変がないため発見が遅れやすくなります。
時々チェックする項目として
・不機嫌が続く
・お腹が痛いという
・トイレの時、ティッシュに血がつく
・おしっこの色が明らかに濃い
少し気になることがあれば、一度この項目をチェックしてみましょう。
思えば、娘も時々お腹が痛いということがありました。
大抵はしばらくお腹を温めて横になるとすぐにケロッとなって遊び始めたので
特に意識していませんでした。
膀胱炎の痛みはどうやらずっと続く痛みではなさそうです。
あの時、異変に気づいて早めに受診していれば・・
一過性であったとしても腹痛を訴えてきたときは注意することが大切です。
子どもの膀胱炎
対処法
早く治したいのなら病院へ行って薬をもらうのが一番はやい。娘の場合、小児用の抗生物質を処方してもらい、細菌の増殖を抑えることにしました。
ただ、薬には副作用も心配です。
下痢、発疹、胃の不快感などが例にあげられます。
膀胱炎になりかけ、まだ症状が軽度であった場合
自然治癒力で治るのがほとんどです。
家でもできる膀胱炎の対処法として一番大切なのは
たくさん水を摂らせる
・白湯であること
・おしっこの回数を増やすこと
=悪い菌が外へ排出されることに繋がります。
身体を冷やしてしまわないためにも、ぬるい水であるのが鉄則
もちろん、ジュースなどの甘いものは含みません。
水分を多くとることでトイレの回数が頻回になり、
同時に体内の細菌をどんどん出すため炎症が自然と改善していきます。
女の子の場合、トイレを終えてぺーパーで拭くときも
お尻側からではなく、
お股から手前に拭くことで腸の雑菌が付着するのを防ぎましょう。
まとめ
子どもでも膀胱炎になるんだ。無知すぎるわたしが今回学んだこと、それは
おしっこは健康のバロメーター
スムーズに出る長いうんちもそうですが、
子どもの健康は排せつ物から確認することができます。
自分の異変や不快感を
言葉でうまく伝えるのが難しい幼児
コロコロと機嫌も体調も変わる子ども相手に
異変の黄色信号を見落としがちになる親
子育てのプロでも医学のプロでもないからこそ
日々の生活からそのシグナルを感じ取るのが大切だと気づかされました。
子どもの尿に潜血?
異変に気付いたらまず、小児科へ
沢山お水を飲みましょう。
日ごろから水分を多くとることで、
改善にもなり、予防にもつながっていきます。