人気の家計簿アプリ「Money Forward(マネーフォワード)」の利用者数が、2016年2月付で350万人を突破したようです。マネーフォワード社がプレスリリースにて発表しました。
お金のプラットフォームを提供する株式会社マネーフォワード(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO 辻庸介)が運営する個人向け自動家計簿・資産管理ツール「マネーフォワード」は、2016年2月に利用者数が350万人を突破いたしました。
家計簿を自動的に作成できるアプリ:
マネーフォワードという家計簿アプリを使う最大のメリットは、銀行口座やクレジットカード利用明細のデータを自動取得して勝手に家計簿を作ってくれる点。
一般的なノートタイプの家計簿だと自分で1つ1つ、記帳していく必要性がありますが、マネーフォワードなら手間いらずで家計簿をつくり上げることができることが評価されているのですね。
- 一般的な家計簿:自分ですべて記帳
- マネーフォワード:自動で家計簿が出来上がる
マネーフォワード利用者の満足度も高い:
実際、下記のグラフを見てもらえればわかりますが、マネーフォワードを現在利用している方の満足度はかなり高い状況にあります。
特に「自動取得に関する満足度」の項目を見てみてください。実に98.9%もの方がその機能に満足していることからわかるように、自動で家計簿ができるという魅力は大きいのだと思います。
マネーフォワード利用は節約になる:
他、マネーフォワードを使うようになってから家計の節約に対して敏感になったという回答も多数。利用者全体の平均だと毎月1万円~2万円程度の節約を実感されているようです。
これも日々、家計簿をチェックできるメリットですよね(家計簿をつけていない方は、自分が毎月、どのくらいお金を使っているかがわからない)。
現金払いを自然と避けるようになる:
ちなみにマネーフォワードを実際に利用している方であればわかってもらえるかと思いますが、こういった自動作成型の家計簿アプリを利用するととにかく現金払いよりもクレジットカード払いができるお店を探すようになっていくんですよね*1。
理由は単純で、現金払いだとその支出を自分で手入力する手間が発生するため。その点、クレジットカード払いなら利用明細になって自動的に家計簿に反映されていくので、家計簿作成においての手間が省けるのです。
- 現金払い:自分でアプリに入力する手間がある
- カード払い:自動でアプリに反映されるので手間なし
家計簿アプリ普及がカード社会を作る:
こんな感じで家計簿アプリやクラウド会計ソフト(個人事業主や会社経営者向けのソフト)が普及していけば、日本にももっとクレジットカード払いができるお店が増えていくはず。
個人的にはもう手入力で1個1個、支出を入力していきたくはないので、更なる家計簿アプリの普及&カード加盟店の増加に期待したいなと思います。
以上、家計簿アプリ「Money Forward(マネーフォワード)」の利用者数が350万人突破!ラクして家計簿を付けたい方に人気なようです…という話題でした。
参考リンク:
個人事業主や株式会社経営者向けの家計簿アプリともいえるクラウド会計ソフトについては下記記事を参考にどうぞ。今回紹介したマネーフォワード同様、銀行口座やクレジットカード明細を連動して記帳してくれるようになるので、経理業務の手間を劇的に削減できるようになりますよ。
*1:上記の「マネーフォワードをはじめてからどんな行動の変化がありましたか?」という質問における回答でも、3位に「クレジットカードの利用頻度が増えた」というものがあります。