ども、てらかっぱです。
お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣がブログをはじめようとしている。
それも旅行記。ブログ界では大人気の旅行記。
凡人は旅行記のブログを書くために旅行をする。
天才は旅行記のブログをかくために旅行など不要。
天才西野くんは忙しい身。世界中を旅する時間も。アフリカの部族に滞在する時間もない。
そこで思いついたのが『行ったこともない旅日記』
実際旅行にいって体験をした人たちが書くから面白いんだろう。旅行記って。
それを、自宅にいたまま書いたならただの妄想じゃないか。
でも、もしかしたら「ガリバー旅行記」のような壮大な空想ファンタジーになるかもしれない。
凡人がやったらすぐにネタが尽きてしまうだろう。
でも、キンコン西野がやるといったら、面白いものになるだろうとワクワクする。
彼の見識と経験と才能がそう思わせる。
中二病の僕らがやろうとして中途半端に終わらせてしまう企画を、やり遂げてしまうのが天才西野の恐ろしいところ。
昨夜は、さっそくインドに飛んだ。
もともとロケ番組などのガイドをしていて今は印刷会社を経営されている『ダヤラムさん』が空港まで迎えに来てくれた。
でだしの文だけで、もうおもしろそうだ。
ほぼ小説みたいなものだが、出版者を通さず、電子書籍でもない。
読者参加型の新しい本の提供方法になるのではないかと期待している。
ブログの新しい使い方の提案にもなるだろう。
西野さんの仲間でゴーストライターならぬゴーストツーリストが20人くらいいて、代わりに旅行するのかもしれない。僕もゴーストになりたいくらいだ。ブログの賛同者はコメント欄で「近くに来てたんですか、会いたかったです」みたいなコメントを書くことで参加する。読者がどれだけ西野さんのブログを嘘とわかっていて、ワルノリして遊べるかが成功のカギだろう。
「行ってない旅行記で西野さんがおいしいと食べた饅頭です」
と読者がかってに自分のブログに書くかもしれない。もともと虚構なんだから言ったもん勝ちだ。もしそのブログのウソ記事が本当に面白かったら、あの西野さんのことだ。自分のブログの方に「書き忘れていたんだけど、面白いことがありました。」といって追加していくんじゃなかろうか。
西野さんは自分だけ楽しければ良いということはしない。必ず誰かを巻き込む。
西野亮廣のブログは読者もアンチ西野も含めてあらゆる人がブログ製作チームの一員なんだ。
ブロガーの塾やサロンを検討していたが、西野さんのオンラインサロンがおもしろそうだ。昨年まで岡田斗司夫のクラウドシティにいたんだが、西野サロンも覗いてみようかな。