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グーグル自動運転車 試験走行で接触事故3月1日 12時40分
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アメリカのIT企業グーグルが開発している自動運転の車が、先月、カリフォルニア州の公道で試験走行中にバスと接触事故を起こしていたことが分かり、今後、自動運転の安全性を巡る議論に影響を与えそうです。
これはグーグルが、カリフォルニア州車両管理局に提出した交通事故の報告書で明らかにしたものです。それによりますと先月14日、グーグルの本社の近くの公道で交差点を右折しようとしたグーグルの自動運転車が、路肩に置かれた砂袋を検知しよけようと左に進んだところ、後ろから走ってきた路線バスの側面に接触したということです。グーグルの車には、万一の場合に備えて運転手が乗っていましたが、この運転手は、バスが近づくのを見ていたものの減速するか停止すると思い込みブレーキ操作を行わなかったということです。接触した時、自動運転車の走行速度は時速3キロ以下、バスは24キロでともにけが人はいませんでした。
今回の事故についてグーグルは、一定の過失があったことを認める一方、事故を検証し、自動運転技術の改良に努めていくとしています。
アメリカでは、カリフォルニア州などがグーグルや自動車メーカーに自動運転で公道を走る許可を与え、実用化に向けた競争が激しさを増していますが、今回の事故は、安全性を巡る議論にも影響を与えそうです。
今回の事故についてグーグルは、一定の過失があったことを認める一方、事故を検証し、自動運転技術の改良に努めていくとしています。
アメリカでは、カリフォルニア州などがグーグルや自動車メーカーに自動運転で公道を走る許可を与え、実用化に向けた競争が激しさを増していますが、今回の事故は、安全性を巡る議論にも影響を与えそうです。