新型「ユニティ」高度100キロ超目指す計画
民間企業による宇宙旅行サービスの提供を目指す米ヴァージンギャラクティックは19日、これまで試験飛行を繰り返してきた「スペースシップ2」の後継機となる旅客用の宇宙船「ユニティ」を発表した。
ユニティは操縦士2人と乗客6人が搭乗できる有翼宇宙船で、宇宙物理学者スティーブン・ホーキング博士が名付けた。航空機に持ち上げられ上昇、分離後にロケットエンジンを噴射して、高度100キロ超の宇宙飛行を目指す。
スペースシップ2は2014年10月の試験飛行中に、副操縦士の誤操作などにより墜落死亡事故を起こしたが、改良を加えたとしている。今後試験飛行を行う。(共同)