ソネットは1月26日から、データ通信量が毎月500MB未満までなら無料で利用できる『0 SIM』(ゼロシム)を販売します。同社のWebサイト上から申し込みを受け付け中です。
『0 SIM』は、NTTドコモのネットワーク網を利用した、LTE通信対応のMVNO型サービスです。月間のデータ通信量に合わせて料金が変動するのが特徴。500MB未満なら無料、500MB以降は100MBごとに100円(税別、以下同)課金されていき、2GB~5GBは1600円の定額となる仕組みです。なお、5GBを超えた場合は通信速度が200kbpsに制限されますが、有料で高速通信量をチャージすることも可能。チャージ額は、100MB/500円、500MB/2100円、1GB/3800円。
SMS対応プランは150円、音声通話対応プランは700円、毎月の利用額に加算されます。SMS送信料は1通3円~、音声通話料金は30秒につき20円。どのプランを選んでも、初期費用として登録事務手数料3000円が発生します。なお、音声通話対応プランのみ、12カ月以内に解約すると最低利用期間解約違約金として5200円がかかります。
SIMカードの形状と契約プランを選択した後に表示される規約のうち、「重要事項説明書」には「本サービスの契約日後、3ヶ月間連続してデータ通信のご利用がない場合、自動的に解約とさせていただきます(音声通話対応プランを除く)。」との記載があります。使わずにいたら知らないうちに解約されていた、という事態を避けるためにも、この点には注意したいところです。
昨年12月に「デジモノステーション 2016年2月号」(エムオン・エンタテインメント発行)の付録としてついていたSIMと同じで、今回一般に販売されることとなり、入手できなかった人たちにとっては朗報と言えます。
『0 SIM』は、うまく運用すれば毎月無料で利用できます。タブレットなど、普段はWi-Fi運用しているサブ機との相性が良さそうなサービスです。